江戸の茶碗 まっくら長屋騒動記 (祥伝社文庫)

  • 23人登録
  • 3.73評価
    • (3)
    • (3)
    • (4)
    • (1)
    • (0)
  • 3レビュー
著者 : 中島要
制作 : 中川学 
  • 祥伝社 (2015年6月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396341251

作品紹介

江戸っ子の粋と見栄 笑って泣ける人情噺
貧乏長屋のお初と兄の太吉。両親は、騙されて浅草の小間物屋を失い、悲嘆に暮れて亡くなった。「必ず店を買い戻そう」と固く誓う太吉が、二十両の有り金をはたいて名品〝井戸の茶碗〟を入手。だがそれは、真っ赤な贋物だった。弱り果てた兄妹に声をかけたのは、隣に住む赤目勘兵衛。誰かに売ってやるという、酒びたりの浪人にどんな策が!? 新世代の人情時代小説!
「この一席、ゆっくりほっこり堪能を」書評家 大矢博子

江戸の茶碗 まっくら長屋騒動記 (祥伝社文庫)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 中島要さんの「酒が仇と思えども」(2017.10)を読んですっかり中島要さんのファンになりました。この作品、是非、続編をお願いしたいです(^-^) そういうわけでw、引き続き「江戸の茶碗」(2015.6 文庫)を読みました。短編連作7話、これまた、びっくりするほど面白いです(^-^) 江戸の茶碗、寝小便小僧、遺言、真眼、嫁入り問答、いじっぱり、男と女の間の7話。まっくら長屋騒動記とありますが、これはもうシリーズ化間違いないですよね!

  • 貧乏な長屋の住人達が織りなす、ユーモラスで温かいお話。登場人物達それぞれの視点の短編集。江戸っ子の粋と見栄と人情が溢れていて、語り口調や展開やオチなど、非常に落語的。
    息を呑むような場面もあれば、笑いを堪えるような場面もあり、軽快な口調でテンポ良く話が進み、エンタメ小説として完成度の高さを感じる。毎回一話完結の連続ドラマになっても楽しめると思う。
    なぜ本書を読もうと思い、どういう経緯で買ったのか、思い出せないほど「たまたま」「なんとなく」読み始めたものの、読み終えるのが惜しいくらいに面白かった。落語好きな人には是非勧めたい。

  • 連作短編とは知らず読みましたが、一つ一つの話も、それらの繋がりも良く出来ていて面白かったです。『嫁入り問答』でのオチがまるで落語のようだなと思ったら、やはり各々原点は落語でしたか。『真眼』は深みがあって中でもとりわけ好きです。

全3件中 1 - 3件を表示

江戸の茶碗 まっくら長屋騒動記 (祥伝社文庫)のその他の作品

中島要の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
高田 郁
中島 要
三浦 しをん
有効な右矢印 無効な右矢印

江戸の茶碗 まっくら長屋騒動記 (祥伝社文庫)はこんな本です

ツイートする