忘憂草 便り屋お葉日月抄 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 19
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396341701

感想・レビュー・書評

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  • 2018.09.05 読了
    近所のカフェ文庫のマスターから薦められて。カフェ文庫で無料で持って行っていい本ということで、お言葉に甘えて試しにと本書一冊を頂く。
    (失敗したのは本書がシリーズ途中の刊ということを知らずに本書を選んでしまったこと汗)

    これまでまともに時代小説を読んだことがなく、マスターから今井絵美子さんは非常にさらりとしているけど描写が素晴らしくお薦めだよ、と言われ、薦められるがまま素直に手にとってみた。
    過去に司馬遼太郎の本をかじったことはあるが、それらも途中で飽きてしまい読了したことがない。この本はサクサクと一気に読めた。通勤中も読もうかな、という気になったのは自分でも珍しい。

    基本的に人情味のある良いお話し。あまりドロドロとした人間の醜さはなく、竹を割ったような人柄や相手を思いやる心底優しい人物が多く、気持ちよく読める。ただシリーズで全部この調子だと多少飽きて物足りなさも感じるような気もしなくもない。料理の描写も魅力的な小料理が多く、こんな店があったら行きたいなと思わせる。

    本書はシリーズの途中の刊のようなので、シリーズの一冊目を読んでみたいなと思った。どうやら話しはシリーズで繋がっているよう。メインとなる登場人物の背景などが気になる。また週末にカフェ文庫へ行こうかと思う。

  • 「便り屋お葉日月抄」シリーズ第八弾。

    なかなか話が進まない。

    友造の妹が亡くなっていたのはわかったが、
    戸田龍之介と同じ道場だった小弥太には、
    月足らずの子どもが生まれたことしかわからないし。

    伊佐治が島送り、さらには目が見えなくなった原因になった、
    からまれていた女性が今さら名乗り出てきたが、
    だからどうしたという感じだし。

    いろいろな話を、覚えていられるかどうかの記憶力テスト?

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著者プロフィール

1945年広島県生まれ。成城大学文芸学部卒業後、画廊経営、テレビプロデューサーを経て、執筆活動に入る。2003年「小日向源伍の終わらない夏」で第10回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞受賞。主なシリーズに「立場茶屋おりき」シリーズ、「照降町自身番書役日誌」シリーズなどがある。15年「立場茶屋おりき」シリーズで第四回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞を受賞。

「2017年 『残りの秋 髪ゆい猫字屋繁盛記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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