- Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396341732
感想・レビュー・書評
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役立たずばかりを集めて突如作られた、生活安全課なんでも相談室。ゼロに何をかけてもゼロ…ということで、『0係』と揶揄されるこの部署に、科警研から東大出のキャリア警部・小早川が配属された。
ずば抜けた頭脳と、ダメダメの運動神経。小早川は、周囲の人間の思惑などお構いなしに、持ち前の正義感に従って、目についた事件すべての捜査に励む。
富樫倫太郎さん、初読。
ドラマ化されていることも知らなかった。シリーズ化されてるならそれなりに面白いハズと思って手にとった。
想像した通り、それなりに面白く読めた。冒頭の、小早川が提出した警察上層部に不都合な報告書の中身が明らかになるまで、いつまでも続けられそう。
地の文が、時々ト書のように感じて気になったくらいか。
うーん、でもこれだけ心理学に詳しい人物が、こんなに無神経になれるものだろうか。かと思うと、幼い子供に対しては、ちゃんと細やかな心配りもできるんじゃん?
まぁ…読みたい本が見つからない時に、そこにあればまた読むかも。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
SROシリーズにハマっていたけどドラマのイメージからなんとなく敬遠していた警察安全課0係にとうとう手をだしました。
主人公は東大でのキャリアだけど、人とのコミュニケーションが一般的でなく中学高校と引きこもっていた過去がある冬彦。
キャラクター設定がいいですね。
そして警察安全課0係のメンバーのキャラクターもよいです。
何でも相談室なのでいろんな相談があるが的確に解決していき署内の問題も解決しちゃう。都合良すぎ。という部分に目をつむってもテンポもよく楽しかった。
SROの房子が逃走中だってよと警察内の話題で房子登場。そして最後に杉並中央署管内での房子の目撃情報で房子の名前が2度も登場。富樫先生ずるいわー。
冬彦とSROメンバーのニアミスあるんでしょうか。
次巻も楽しみです。 -
第2弾、3弾を読んでから第1弾を読んだ。主人公のKYぶりも際立っており3弾までの中で一番面白かった。
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SROを少しかじって、関連で読んでみた。
こんなのかける人いたんだって、驚いた。
気に入りました。
『メンタリスト』風? 行動心理で解いていくのと、いくつかの問題を全て解決していく。分厚いな〜と思ったんだけど、こんなだったのね。登場人物も個性的だし、面白かったなあ。
のっけから、近藤房子出てくんのね。冨樫ワールドなのね。 -
テレビ東京はしぞーか(静岡人はそういう)では映らないので去年に放送されたのを知らなかったので、もしかしたらオンタイムで見ていた人は思ったかもしれない、まさかKYな弟大臣と兄様のКY演技に恐れおののいていたとは、テレビ東京を見ていない身としてわからずただただ想像するだけで可笑しく読んでました。でもこの俳優さんは大好きです。あと5~6冊あるので楽しみです。
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警察シリーズ初刊
くにならず、最後まで読める。
ほかの警察シリーズと異なるのは、プロファイリングを多用すること。
誰が内通者か、考えながら読むと面白い -
2016/9/18 500ページ近くあったが一気に読めた。SROシリーズが面白かったので期待していたがこちらもなかなか。やや強引な感もあるが。★4
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杉並中央署生活安全課に突如誕生した「何でも相談室」。通称0係。署内の役立たずが集まる島流し部署だ。そこへ科警研から異動してきたキャリアの小早川冬彦警部。マイペースで、無礼な男だが知識と観察眼で人の心を次々と読みとっていく。そんな彼が連続ボヤ事件で興味を示した手掛かり、ファイヤーボールとは?
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面白かった!
空気読めない警察官が事件を解決する話 -
生活安全課に突如誕生した何でも相談室へ科警研から異動して来た、正直なあまり無礼千万でマイペースなキャリアの冬彦警部と、放火や迷子の地域密着な事件。心理学が興味深く、それを活かし鋭い観察眼で動く優秀な冬彦が頼もしい。空気を読み飲み込むこと等が出来ないながら人に左右されない様は勇気付けられるようだった。