高砂 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 56
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396342050

感想・レビュー・書評

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  • 宇佐江真里さん北海道函館ご出身。2015年ご逝去 違う作品も読んでみたい。

  • 日本橋堀留町の会所の管理人、又兵衛とおいせ。ご近所のトラブルの仲裁、夫婦の悩みごと相談など日々大忙し。懸命に生きる男と女の縁を描く人情時代小説。
    夫婦間のことは夫婦じゃなければわからないとばかりに、又兵衛とおいせの二人が次々と揉め事を解決する。面白いのは、実はこの二人が籍(当時は人別)に入ってないこと。形じゃなく、心で繋がる二人の姿がとても美しい。

  • 単行本一冊だけの世界
    最後ですね

  • 宇江佐真理の江戸市井人情もの、ブレない王道。
    江戸を舞台にしているものの、現代の夫婦や家族の在り方についてちょいちょい匂わせるあたり、あとがきに出てきた「ふつうのおばちゃんやで」評がぴたり当てはまる。

    この本に登場するような、元気で噂話が好きでちょっと下世話な時もあるけど、それも含めてやや過剰なまでに世話焼きで人情もろい…そういう性善説なおばちゃんこそ、おばちゃんのあるべき姿。老人ホームがうるさいだの、子供の声がうるさくて寝れんだの…、良きおばちゃん絶滅の危機やなぁ(おばちゃんと書いてますが性別関係なしです)

    宇江佐作品も未読残りわずか、こういう読んだらほっこりするような市井人情ものを書く作家さん、発掘しておかないとなぁ。

  • 3.5
    材木仲買人・伊豆屋の当主・又兵衛は三度の離婚を経て、従姉妹のおいせと所帯を持ったが、長男・利兵衛の嫁との確執を危惧し、身代を利兵衛に譲り日本橋へと移り住む。
    裏店の差配を務める幼馴染・孫右衛門の世話で、堀留町の会所に住み、住人の世話をすることになる。

  • 親の残した遺産のために籍を入れなかったり、その遺産を育ての子に残すために籍を入れたり…
    なんだかなぁ…

    主人公たちが町内で起こるトラブルを解決していく人情話は面白いけれど、記憶力の衰えた私は、本を読み終わった頃にはは始めの方のストーリーを忘れてて、こりゃエンドレスで読み続けられるぞと、苦笑。

  • 201604/こうして段々読める作品が減って淋しい。

  • 作品自体の感想というよりも。
    宇江佐作品の残りが少なくなっていくのが・・・、
    トテモ寂しい。

  • やっぱり宇江佐さんの書く時代小説は読んでいて心地良い。
    こんな夫婦に憧れる

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著者プロフィール

1949年函館市生まれ。函館大谷女子短大卒業。95年「幻の声」でオール讀物新人賞を受賞しデビュー。2000年『深川恋物語』で吉川英治文学新人賞、01年『余寒の雪』で中山義秀文学賞を受賞。人情味豊かな時代小説を得意とし、著書は「髪結い伊三次捕物余話」シリーズなど、多数。2015年11月、惜しまれつつ、没。

「2016年 『口入れ屋おふく 昨日みた夢』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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