女神めし 佳代のキッチン2 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 189
感想 : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396343101

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  • 佳代のキッチンシリーズ第2弾。

    シリーズ第一弾では、佳代、和馬兄弟を残し失踪した両親探しを始める。
    佳代はワンボックスカーを改造した”移動調理屋”『佳代のキッチン』で、日本全国を回り、両親の手がかりを求めた。
    両親との再会はかなわなかったが、両親の生き方の一端を知った佳代は、両親探しに区切りを付けた。

    第2弾。
    第一弾で出会った恩人である”松江のばあちゃん”から「佳代のキッチン」の支店を作ることを懇願される。
    松江のばあちゃん自身、漁師の夫を亡くし、一人息子を女手一つで育て上げた人。
    ばあちゃんは、佳代がこの人!と思った人を応援したいと言う。
    そんな松江のばあちゃんの熱い思いを胸に、移動調理屋『佳代のキッチン』はまた旅に出た。

    前作では両親探しの旅で、行く先々で暖かい人たちに助けられました。
    今回は佳代自らが人との関係を求め、人の力になりたいと思う旅。
    富山県氷見市
    静岡県下田市
    千葉県船橋市
    広島県尾道市
    大分県大分市
    長崎県五島市
    港町を移動しながら、地元の食材を使って美味しい料理を作る。
    美味しい料理と暖かい人との関わり。
    ラストは、「えっ!?」と、胸がつまりましたが…

    第3弾は既刊なので、ぜひとも読まなくちゃ!

  • この本を読むと旅行に行っても本当に美味しい物を食べてないような気がします。
    グルメ小説だからかな。
    美味しい物が食べたい気分になります。

  • 1冊目からだいぶ時間を空けて2冊目を読みましたが、すっと作品の世界に入っていけました。この作品は料理がたくさん出てくるっていうのもあるけど、やっぱり映像で観たいなぁ。

  • 2巻が無かったので、他館からお取り寄せ(^o^;)両親探しを断念して、食の伝道師として各地を回る佳代(^^)各地で素敵な人と料理に出会う話を読んでいたら、自分もぜひ調理屋を‼と思ってしまうけれど、そんなに上手くいかないよね~( ̄~ ̄;)調理センス無いしさ(--;)今回は佳代の恋がチラホラ(*^^*)でも「ママンのブーレ」の読み始めは好きだったのに、佳代の恋心が顔を覗かせた途端に「恋、要らないんじゃないかな(._.)」と思ってしまったのは何故だろう?(-.-)

  • 佳代のキッチン第二弾。今回も行く先々での素敵な出会いと美味しい料理。温かい気持ちにさせてくれた。そして今回は急展開がまっている。読み終えたばかりなのに第三弾が待ちきれないよ。
    あらすじ(背表紙より)
    失踪した両親を捜すため、移動調理屋を始めた佳代。再会は叶わなかったが、旅先で縁を得た“松江のばあちゃん”から全国各地の港町に調理屋の支店を開いてと頼まれ、再びキッチンワゴンを走らせる。食文化の違いに悩む船橋のミャンマー人女性、尾道ではリストラされた父を心配する娘―奮闘する人々が持ち込む食材で、佳代は彼らの心をほぐす最高の一皿を作れるか?

  • シリーズ二作目。移動調理店、法律的に問題は無いのか?という疑問はあるが、それ以上に面白い。美味しそうな料理と旅情、そして人情。あっというまに読破。

  • ほんのり切ない読後感。
    ラスト2話は特に切なさを感じた。

  • 長崎、行ってみたい。魚介メシ、食べたい。せっかく地方にいるうちに、色々なところまわりたいなあ。

  • 宣言通り親を探さないのも面白い。少し恋愛も見せつつも、あくまでプラトニックなのも、ぶれさせない。湧き水が、実に日本中にあるものです。

  • 前作で両親の行方を追うという旅の目的を達成しているので、お話の大きな軸がなくなってしまい、面白さが減退するのではという懸念がありました。

    しかし、蓋を開けてみれば安定した面白さがそこにありました。大目標がないのでストーリー的に大きなカタルシスはないのですが、全国を巡って行きついた町での新たな人や食材との出会い。そしておいしそうな料理の数々が、派手さはないけれど滋味溢れる面白さに繋がっているように感じます。

    今回のお話は佳代の今後(特に将来の伴侶について?)にフォーカスが当たっていたように思いますが、結局そこは曖昧なまま。それに加えて松江のばあちゃんがいなくなってどうしていくのか、続きがとても気になります。

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著者プロフィール

1954年、長野県生まれ。早稲田大学卒業後、コピーライターを経て、97年『かつどん協議会』でデビュー。鋭い風刺とユーモアで描く独特の作風で話題に。07年、ある書店員の熱心な応援で、2001年に文庫化した『床下仙人』がブレイク。09年、グルメのホームレスが人助けをする人情小説『ヤッさん』が、15年には『握る男』がベストセラーになるなど、時代を超えてヒットを連発する人気作家。

「2021年 『星をつける女 疑惑のウニ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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