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- / ISBN・EAN: 9784396343538
感想・レビュー・書評
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「なんでそっちを向くんだ」「食べているところを笑われるといやですから」(中略)「…笑いたくなる顔ってことでしょうか」「…幸せな心持ちになる顔といってもいい」
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お菓子が人の出会いを繋いでいく
幸せな出会いのお話し
青梅の滴、食べてみたい -
お店をしめたのがここに繋がるのか…
青梅の雫食べてみたい! -
読みやすく、登場人物のキャラクター性も面白いです。ヒロインを応援したくなりました。
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“スイーツ系時代小説”という事で、このジャンル好きなんですよね~。
甘味好きのお吉は、働いていた菓子処が店をたたんでしまった為、ひょんなことから読売書き見習いになります。
男所帯の読売屋で、女という事で軽んじられ、唯一の女の先輩・絹は、仕事はできるけど性格が超キツイという・・何だか現代にもありがちな光景ですね。
なので、甘味時代小説でもあり、お仕事小説としても楽しめます。 -
読後、とても嬉しい気持ちになりました。もっともっとこの続きを読みたいなと思いました。五十嵐佳子さん、1956年生まれ、「妻恋稲荷 煮売屋ごよみ」(2016.1)に続く「読売屋お吉 甘味とぉんと帖」、2017.9発行です。お菓子にはあったかい記憶が詰まっている。菓子が結んだ縁の話。とぉんと帖とは、心の中に恋心が音をたてて落ちてくる様子を表す江戸言葉、「とぉんとくる」が由来だそうです。五十嵐佳子さんのファンになりました(^-^)
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ずっと女中をしてきたので世間ずれしていない、初めてだらけの吉。
周りの人からきつい事を言われつつも、自分らしさを失わずに前に進んでいくので、応援したくなります。
甘い菓子を中心にした読売書きというのも珍しくて良かったです。
著者プロフィール
五十嵐佳子の作品





