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- / ISBN・EAN: 9784396344214
感想・レビュー・書評
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吉は通りに立ち、真二郎を見送った。真二郎が持つ提灯が遠くなる。角を曲がりかこた真二郎が振り向いた。「また明日、風香堂で」
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なんだか推理物になってきたぞ。
お吉…いい人すぎる…というか、巻き込まれ体質というか。 -
シリーズ第二弾。
読売屋で読売書きとして、奮闘する甘味好きのお吉。
取材相手の熱狂的なファンから逆恨みされて、エライ目にあってしまったり、重罪に繋がる事件と関わるハメになったりと、今回も色々大変です。
キツイ先輩・絹に多少言い返せるようになりましたが、個人的には二人がもうちょい仲良くなってくれればなぁ、と思いながら読んでいます。 -
ぼんやりした世間知らずのお嬢さんのイメージはそのままですが、読売書きとして一人前になってきた事で、そこが逆に魅力になってます。
ほわほわしているのに、思いの外体当たりで一生懸命なので応援したくなります。 -
最初の巻はもっと面白かった気がするんだけど、コージーな感じになってきちゃって、求めてるのと違う……。
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~世の中に寝るほど楽はなかりけり 憂世の馬鹿は起きて働くw~ 五十嵐佳子さんの「わすれ落雁」、読売屋お吉甘味帖シリーズ№2、2018.6発行、いよいよ佳境に入ってきました。今回も楽しませていただきました。読売屋の女書き手の先輩で、超美人、勝気なお絹にやりこめられていたけれど、お吉も負けなくなりました。吉と絹のやりとりが白眉です。読売屋の絵師で侍のいい男、真二郎、お絹は真二郎を自分の相棒のようにして傍におきたがるけど、真二郎の心は次第にお吉に向いて~(^-^) 色っぽくて粋なのは、鳶を束ねる女丈夫、およし!
著者プロフィール
五十嵐佳子の作品





