わすれ落雁 読売屋お吉甘味帖 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (356ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396344214

感想・レビュー・書評

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  • なんだか推理物になってきたぞ。
    お吉…いい人すぎる…というか、巻き込まれ体質というか。

  • シリーズ第二弾。

    読売屋で読売書きとして、奮闘する甘味好きのお吉。
    取材相手の熱狂的なファンから逆恨みされて、エライ目にあってしまったり、重罪に繋がる事件と関わるハメになったりと、今回も色々大変です。
    キツイ先輩・絹に多少言い返せるようになりましたが、個人的には二人がもうちょい仲良くなってくれればなぁ、と思いながら読んでいます。

  • ぼんやりした世間知らずのお嬢さんのイメージはそのままですが、読売書きとして一人前になってきた事で、そこが逆に魅力になってます。
    ほわほわしているのに、思いの外体当たりで一生懸命なので応援したくなります。

  • 最初の巻はもっと面白かった気がするんだけど、コージーな感じになってきちゃって、求めてるのと違う……。

  • ~世の中に寝るほど楽はなかりけり 憂世の馬鹿は起きて働くw~ 五十嵐佳子さんの「わすれ落雁」、読売屋お吉甘味帖シリーズ№2、2018.6発行、いよいよ佳境に入ってきました。今回も楽しませていただきました。読売屋の女書き手の先輩で、超美人、勝気なお絹にやりこめられていたけれど、お吉も負けなくなりました。吉と絹のやりとりが白眉です。読売屋の絵師で侍のいい男、真二郎、お絹は真二郎を自分の相棒のようにして傍におきたがるけど、真二郎の心は次第にお吉に向いて~(^-^) 色っぽくて粋なのは、鳶を束ねる女丈夫、およし!

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著者プロフィール

1956年、山形県生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業。女性誌を中心にライターとして広く活躍。著書に「結実の産婆みならい帖」「読売屋お吉甘味帖」「女房は式神遣い! あらやま神社妖異録」シリーズ、『妻恋稲荷 煮売屋ごよみ』などがある。

「2023年 『桜色の風 茶屋「蒲公英」の料理帖』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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