菩薩花 羽州ぼろ鳶組 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 59
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (426ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396344238

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  •  江戸時代の火消したちが活躍する「羽州ぼろ鳶組」シリーズ第5弾。

     今回は、魅力ある火消したちが活躍するだけでなく、火事の裏に潜む巨悪の謎を解いていくミステリー仕立ての展開で新たな魅力を感じさせてくれました。

     少しずつ謎が明らかになるにつれ、一筋縄ではいかない武家社会に火消しの男たちが立ち向かっていく様子はとても読みごたえがありました。

  • シリーズ5作目。
    江戸にもどった源吾や新庄藩のメンバー達の
    活躍が楽しみぃと読み始めた。

    最初の所で、
    すっかり悪い奴かと思ったら、
    ほんとに悪い奴がほかにいた!
    もっと、がっつりやっつけてほしいくらいだった。
    内記め!ムカつく。

    でも、今回も火消したちの活躍がよかった。
    自分の仕事をきちんとすることで仲間に繋がっていくのが
    いつも気持ちいいなぁと思う。

    新之助ってホントに強いのね。
    新之助の十傑は、すごい!

    火消しがその時代、とても人気あって番付ができるくらいっていうのは
    うなづけるなぁと思う。
    ほんとは火事なんてないほうがいいんだけれど。
    火消しの道具もすごく興味深い。
    ちょっと見てみてみた。

    異名をつけたり、それがちょっとカッコ良くて
    よいわぁ。

  • 今回の主役は仁正寺藩の柊与市と火消番付。消防や医療って人命に関わるものだから人気とは別物だという意識がこのシリーズを読んできてもまだ思ってたんですけど、藩が消防にお金をかけるのも削るのも人気次第というのは悲しいかな現実なんですね。そもそも火喰鳥復活もそんな理由でした。苦労人で人情家、熱血漢の若い与市にはたまらなかったでしょうね。前作の夜哭烏の火消出動妨害も腹が立つ手口だと思いましたが、今回の事件の方がもっと腹が立ちました。子供を巻き込んだり、親という立場を利用したり、一番許せません。八重洲河岸定火消の進藤内記、まるで教祖様ですね。気持ち悪いし、虫酸が走る。お七&お琳、子供探偵みたい。与市も好きな人物になりましたが、また一人お気に入りの人物が…隻鷹の詠兵馬様。やっぱり加賀鳶なんですが(笑)かっこよすぎる。大音勘九郎より好きかも。源吾、とうとう親になりましたね。いざというときはやっぱり女の方が肝が座って強いです。

  • ぼろ鳶シリーズ第5弾

    深雪は「綱殿」に加え、本書では「菩薩」とまで呼ばれ、人脈もどんどん広がっていく。

    鳶たちの話も面白いが、深雪をメインとした外伝もいつか読んでみたい。

  • なんの宗教の、どんな教祖だ…と思う悪役登場。下手に人望があって、優秀なだけに手強くてヤキモキしました。でも、己の欲望のためにやってきたことがエグ過ぎる。知って黙っていた取り巻きもひどい…。勇気ある息子がいて良かった。新之助が活躍したような、暴走したような巻でしたが何とかおさまって良かった…。新、長谷川平蔵とも良いコンビで。そしてやっと父になれた源吾。次巻からがいっそう楽しみです。

  • 201805/

  • ネタ切れか。

  • 59

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著者プロフィール

今村 翔吾(いまむら しょうご)
1984年、京都府生まれの時代小説作家。ダンスインストラクター、作曲家、埋蔵文化財調査員を経て専業作家となる。
2016年、『蹴れ、彦五郎』で第十九回伊豆文学賞の小説・随筆・紀行文部門最優秀賞、2016年『狐の城』で第二十三回九州さが大衆文学賞大賞・笹沢左保賞をそれぞれ受賞。2017年『火喰鳥』が単行本デビュー作となり、啓文堂書店時代小説文庫大賞を受賞、「羽州ぼろ鳶組」シリーズとして代表作となる。2018年「童神」で第十回角川春樹小説賞を受賞し、『童の神』と改題されて単行本発刊。同作が第8回本屋が選ぶ時代小説大賞候補となると同時に、第160回直木賞の候補に。

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