はないちもんめ (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 61
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396344337

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすかった。謎解きが主体かと思っていたが、意外と日常生活を描いていることが多かった。マンネリ化するかと思ったら、物語を進めるとミステリー感がどんどん増していき、最後は意外で面白かった。

  • 先にみをつくし料理帖を読んでいるがため、キャラクターを比べてしまった。文章もそうだが、内容にも起伏が感じられず、インパクトに欠けるている気がする。残念ながら、私には向いていないようだ。


  • 3世代女性が営む味が評判の店「はないちもんめ」

    医者に余命2年を宣告された祖母、お紋。
    7年前料理人の夫を亡くしたお市。
    一度は反抗期で遊び歩いていたが、今は祖母、母の手伝いをしているおきゃんな娘、お花。

    そして、紹介された京都の料理人がめっぽう料理の知識も腕も良い。口数少ない秘密めいた男、目九蔵。

    そこは気の良い三人の女性と味の良い店で、同心も岡っ引きも、みんなが常連。そこで起こる事件や人情噺。

  • 女三代がそれぞれ違う方向に個性的で、丁々発止とやりあう掛け合いも楽しい。
    事件は大したものでは無いのだけど、とにかくキャラの魅力で読み進められる。

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著者プロフィール

1969年生まれ。慶應義塾大学仏文科卒業。2016年『縄のれん福寿 細腕お園美味草紙』で時代小説を志し、心あたたまる料理描写で多くの読者を魅了した。2021年、料理屋を切り盛りする女三代を描いた「はないちもんめ」(現在7作品)で、第10回日本歴史時代作家協会賞《シリーズ賞》を受賞。近著に『食いだおれ同心』(以上、祥伝社文庫刊)などがある。

「2021年 『つごもり淡雪そば 冬花の出前草紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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