はないちもんめ 秋祭り (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 36
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396344641

感想・レビュー・書評

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  • 今回も日常生活が主体のように最初は感じたが、前回よりも事件の要素が強かった。さらに、一つの事件から複数の事柄へと繋がって行き、予想していなかった展開に面白さを感じた。
    料理は丁寧に描くというよりも、様々な料理を紹介してくいくような感じで、それはそれで興味深かった。

  • 今回の事件は大掛かり。
    初めは着物のデザインコンクールの優勝者が殺されたことから始まるのだったが、徐々に事件の大きさや罪深さがわかってくる。

    余命2年と言われたお紋の大立ち回り!
    祖母、母、孫娘の大活躍!
    隠された謎の文章と秘密。
    後半に向けてぎっしり詰まった読み心地。

  • 色んなタイプの女三人が集まる事で魅力が出ています。
    常に賑やかで明るく楽しい。
    男性陣も個性豊かでとにかくキャラが良いなぁと思います。

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著者プロフィール

1969年生まれ。慶應義塾大学仏文科卒業。2016年『縄のれん福寿 細腕お園美味草紙』で時代小説を志し、心あたたまる料理描写で多くの読者を魅了した。2021年、料理屋を切り盛りする女三代を描いた「はないちもんめ」(現在7作品)で、第10回日本歴史時代作家協会賞《シリーズ賞》を受賞。近著に『食いだおれ同心』(以上、祥伝社文庫刊)などがある。

「2021年 『つごもり淡雪そば 冬花の出前草紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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