- Amazon.co.jp ・本 (389ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396345273
感想・レビュー・書評
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時代背景が気になり調べてみると昭和57年...
その為かなりの違和感があって、終始入り込めなかった。
銃撃で乗客乗員全員が死亡するという事件さえ起こらなければ、露呈する事もなかったであろうそれぞれの後ろ暗い生活など、犠牲者を調べる件や設定自体は面白かった。
早々に犯人の目星がついてしまうので推理物が好きな方向けではなさそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
伊豆西海岸を走行中のバスに、銃弾が撃ち込まれた。バスは海に転落し、乗員乗客二十七人全員が死亡。本件で妻子を喪った静岡県警警部補浦上達郎は、犠牲者の誰かに恨みをもつ者による犯行と睨み、亡くなった一人ひとりを虱潰しに当たるが…。犯人の狙いは二十七人のうち誰なのか。浦上が突き止めた、驚愕の真相とは―?大量殺人の謎に挑む、本格長編ミステリー。
導入部は、まるで「笑う警官」(マルティン・ベックシリーズ)のようだが、その後はしりすぼみ。残念。 -
昔のミステリー読むと、今はストーリー練り込みまくってるという進化を感じる。
むしろ練り込みすぎなのかもしれないが。
本作は昭和57年のミステリー。
伊豆半島西岸、路線バスが何者かに銃撃され、バスは海中に転落、27人が犠牲となった。
その事故に巻き込まれて妻と子どもを亡くした警部補、浦上達郎は相棒の伊集院としらみつぶしに27人の遺族にあたる。
誰か殺されるような恨みを買っていた人物はいないのか。
ミステリーというよりはヒューマンドラマ。
そして結末があまりにもあっけなさ過ぎて、いったいなんやったんやという読後感。 -
ミステリーというより人々の背景を追い求めるヒューマン・ストーリーという感じがした。
問題のミステリー部分は「やはりそう来たか、、」と言う展開になった。
その点は物足らないが先に述べたヒューマン・ストーリーの所は面白かった。二人の刑事が調べを続けるうちに段々と希望が持てなくなっていく感じがひしひしと伝わってくる。 -
2.75
言葉使いがちょい古い
正直いつに書かれてたかはわからないまま読んでるからまぁ前なのかな、それかこの書く人のやり方なのか
短編集みたいな感じでちょっとがっかり
結末もわかっちゃったんで読み進めていく楽しみがなかったかなって感じです
主人公の執念が見えたし疲労感、体調がどーゆー状態かというのが伝わった -
すんごい古い設定で。月の給料が2万円とか、、、だったからおかしいなぁ。でも出版が令和元年だなぁと思ってたら、やっぱり昭和57年発行だったやつを新しくした本でした。
内容はそのままで今の時代に即したふうには変えないんだなぁ。と。
40年近く前のミステリー。
やはり時代背景に若干の違和感は禁じ得ないし、ラストのオチが、なんだよ。って感じでした。
もう一捻りあってもよかったのに。
最初からめちゃくちゃ怪しかったやん。っていう。笑笑
まだ、まだこの時代のミステリーは伏線が単純だったのだろうか。わからないけど、面白くなくないけど、なんだよ。の連続でした。
笑笑
主役の刑事2人もパッとしないおじさんで。せめてイケメンとかにして欲しいなぁ。笑笑
普通のおじさん2人。頭がすごくキレるわけでもなく、面白くもなく、ただのおじさん2人なんだな。
キャラ設定もやはり時代があるのかな?最近のミステリはコミカルな刑事とか、やたら頭の切れる個性的な一般人が事件解決!っていうのがよくあるパターンで、それに読み慣れてるから、普通のおじさん刑事がなんとも物足りなく感じるんだろうか。 -
昭和57年の作品。帯もキャッチーですごく面白そうな雰囲気が出てるけど、中身はちょっと、、ただ淡々と乗客の背景が続くだけでオチも淡白。
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イマイチ。
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面白かった。じっくりとした展開にワクワクした。
著者プロフィール
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