虚の聖域 梓凪子の調査報告書 (祥伝社文庫)

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  • 祥伝社 (2024年11月8日発売)
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784396350888

作品紹介・あらすじ

14歳の少年はなぜ死んだのか
転落死した甥の死の真相に迫る、《元警察官の女性調査員》。
母ひとり、子ひとり。ふたりの幸せを壊したのは――
《元警察官の著者》が描く、心抉るミステリー。
島田莊司選
ばらのまち福山ミステリー文学新人賞受賞作
待望の文庫化

14歳の誕生日の二週間後、梓輝也は百貨店屋上から転落死した。梓凪子は葬儀の場で、姉であり輝也の母の未央子から、死の真相を調べてほしいと依頼される。遺書はないが、警察は自殺と判断していた。因縁を抱え警察を退職し、調査会社で探偵をする凪子は、困難な調査に乗り出す。訪れたのは、学校という名の〝聖域〟。何かを摑みかけたその時、凪子に魔手が迫る――。

みんなの感想まとめ

心の闇に迫るミステリーが展開される本作では、元警察官の女性調査員が甥の転落死の真相を追い求めます。主人公の凪子は特別な能力を持つわけではなく、むしろ人間臭い一面を抱えていますが、その怒りを原動力に調査...

感想・レビュー・書評

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  • 主人公凪子は元警察官の探偵ですが、決して凄腕ではなくごく普通の浮気調査などをする調査員です。人間的にもちょっとダメな感じですが、それでもある種の怒りを原動力につたないながらも調査を進めていく。とても人間臭く、それゆえ惹かれる主人公です。こういう探偵小説もありだなと思います。

  • かなりシビアな人生を歩んでいる女性探偵が主役のハードボイルド的テイストを持つ作品として、若竹七海さんの葉村シリーズを彷彿させます。
    中学生である甥の自殺の背景を調べているうちに、単純ないじめではなく次々と別の要素が明らかになり、そこに辿り着くかという真相が明らかになる。
    しかも締めくくりまで厳しい出来事とは、どこまで試練を与えるのだろうか。
    時間の謎というより人物の描き方がデビュー作とは思えない力作だと思います。

  • 探偵はボロボロでのたうち廻りながら事件の
    真相に到着する(真相を見抜くではない)
    ハードボイルドの型を守った本書は女性探偵
    乍ら破滅の誘蛾灯に飛び込む行為を繰り返す
    主人公が警察を辞めた理由が語られるのを期
    待したものの最後までふれられず物足りない
    気持を・・・あ、続編があった
    二部作なんだな、多分

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著者プロフィール

大阪府出身。元警察官、女性白バイ隊員。退職後小説を書き始め、2005年に北日本文学賞、06年に織田作之助賞を受賞。17年、『虚の聖域 梓凪子の調査報告書』で島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞。著書に『三星京香、警察辞めました』「女副署長」シリーズ他。本作は前作を上回るバイクアクションと、様々な立場の警察官が織りなす人間ドラマが魅力のシリーズ第2弾。

「2022年 『黒バイ捜査隊 巡査部長・野路明良』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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