幸福になるメキシコ妖怪楽園案内: 水木しげるの大冒険

著者 : 大泉実成

• 祥伝社 (1999年6月1日発売)

作品紹介・あらすじ

インディオの街オアハカ、民芸アートの古都モレーリア、モンテアルバンのピラミッド-妖怪冒険家・水木しげるとノンフィクション作家・大泉実成のメキシコ旅日記。

感想・レビュー・書評

[cookingresearchさんの感想 · 2023年1月10日]

水木しげると大泉実成の精霊、探訪シリーズ。この本では精霊の具現化である仮面をひたすら水木しげるが買いまくるというルポ。
　何を食べた、美人を見たという、些細なことと水木しげるを観察して大泉氏が感じたことをそのまま書いているという体裁の本。
　精神世界の話があまりなく、今ひとつ。
そうは言っても素材はメキシコなので、色彩感覚、モチーフの使い方など興味深いところは多い。
　メキシコはキリスト教徒と先住民の宗教がこんなにも融合しているのに、北米では断絶しかみられないのは、スペインとアメリカの田舎度の違いによるものではないだろうか？

[yuiさんの感想 · 2021年12月3日]

旅行行ってるみたいな気分になる✈️

[asa0804さんの感想 · 2018年12月11日]

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[なつめさんの感想 · 2010年9月6日]

雑貨好きな人は騙されたと思ってカラーページをぱらぱらしてみてほしい。水木先生お買い上げのメキシコのお面やおもちゃがとても素敵。アルマジロ4個セットなんか超キュート。

[satch uminoさんの感想 · 2005年5月31日]

妖怪が妖怪を、メキシコまでさがしに行く。その旅の大筋もヨイがときどき「水木さん」が発することばも気の抜けそうないい感じ。毎朝ホットケーキを食べてたという話に触発されて、わたしもやってました。ホットケーキの屋台で朝飯。
ホガラカになりかついろいろ考えてしまう一冊です。

[アパート３号室さんの感想 · 2004年11月12日]

メキシコ帰りのめきのお薦めメキシコ本。水木さんのメキシコ探究心パワーがすごいです。ふざけた感じが素敵。（めき）

著者プロフィール

1961年東京都生まれ。デビュー作『説得』が講談社ノンフィクション賞を受賞。「水木原理主義者」を自称するほどの水木しげるファンで、代表作に『消えたマンガ家』などがある。

「2015年 『さらば、ヘイト本！』 で使われていた紹介文から引用しています。」