それからのパリ

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 122
感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396410971

感想・レビュー・書評

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  • 著者2冊目のパリ暮らしを綴ったエッセイ。
    暮らすこと、食べること、装うこと、フランス語を通じて、の4章に分かれている。

    今年パリに行って実感もしたけど、おいしいパン屋さん・ケーキ屋さんが多いのは本当に羨ましい。私も毎日カイザーのパンを食べたり、食べ比べをしてみたい…

  • 彼女の本はいつも嫌味がない
    どうしてこんなに読んでいて気持ちいいんだろう
    エッセイなのに、自分の意見ゴリゴリの押し付けがましさが全くない

    コーヒー飲みながら
    この本読むと幸せになれる

    滝川クリステルと
    雨宮塔子の
    決定的な違いは
    フランス人の血が混じってるか混じってないかということ。
    雨宮塔子はパリ在住八年でもやぱり日本人。
    彼女の本の方がすっと入ってくる人の方が多そう。
    ま、そもそもエッセイの主題が違うので一概に比較はできないけど。

    フランス人のいいところを
    取り入れつつ
    日本マインドを大事にするって
    おおきいよね
    海外で住む上でそういうスタンスってとても大事。

  • キャスターの雨宮塔子のパリ生活を描いたエッセイ。

    パリについて知りたい人、そして雨宮塔子ファンには楽しめる一冊かと。

  • あぁ素敵な生活…と思える本。
    読後にうっかり、いま著書はどう過ごしているのかなと検索してみたら。。。
    検索はオススメはできません!笑

  • 生き方に迷った私。30歳独身燃え尽き症候群発症中。そんな私を優しい言葉で諭してくれた作品。

    雨宮塔子さんがアナウンサーという職を辞して、パリでの人生をはじめてから二児のままになるまでの、回り道も含めたパリでの日常を素直な言葉で綴られた書籍。

    40歳を過ぎた時、私もこんな女性になっていたい、そのためにはどうすればいいのかを考えるきっかけを与えてくれました。

  • アナウンサーだったらしいが、そもそもテレビなんて見ない私は筆者を知らない。TBSなんて見たこともない。こういう人の困るのは、あたかも私のことを知っていて当然でしょ、というスタンスで執筆していること。あんたのことなんて、知らないよ、、誰だよ、あんた。。もっと自己紹介してよ。
    パリではただの外国人なんだから。

  • アナウンサー時代の「天然」なイメージがあったのですが、落ち着いた文章を書かれる方なのだとイメージが変わりました。
    遊びに行くには楽しいけれど、暮らすのはなかなか大変なパリで、さらに、子育ても頑張っている様子がとても好印象でした。

  • プロフィールを見たら「エッセイスト」と書いてあった。そうか、雨宮さんはエッセイストになりたいのか〜。パリ情報を求めて読んでいたけれど、これはかなり内面を綴った文章だったから、途中から違和感を感じていた。だから、こういう文章を書いているのね。。。アナウンサーとして6年しかTBSにいなかったのも驚いたし。
    雨宮さんのことが好きだから、こうしてあれこれ本も読んでいるんだけど、「エッセイスト」として書かれた文章はかなり物足りなさを感じる。だって、それほどの人だとはまだ思えないし、エッセイストが書いた文章としては中身が薄すぎる。結局どっちつかずの内容になってしまっているんだね。
    セレブなんだろうけど、身近なところが好感が持てる。でも、これからは分からない。どんな人になっていくんだろう。

  • こんな風な女性になりたいなぁ
    と思える人の一人。

    パリのお勧め店とかの紹介だろう
    と思って手に取った本ですが、
    そんなことはなく。

    女として、母として、日本人としての
    彼女の価値観や生き方がとても参考になった。
    フランス社会のことも良く分かる、
    心和む一冊です。

  • 雨宮塔子さんは華やかな世界の人ながら、そつのない人柄が伺える。決して文章が巧いわけではないけれど、視点がいい。父親が『文学界』の元編集長ってところも個人的には好きなポイント。

    心象風景を残せる親になりたいという思いは、私も同じ。

    <お料理の参考に>
    赤身のマグロをサイコロ状に切って、醤油とごま油、ラー油をかけたものに、玉ねぎとねぎのみじん切り、黒ゴマを加える。これにあさつきをミキサーでオリーブオイルと伸ばしたソースをかける。

    <夢膨らむ美味しそうなモノ>
    -1区のジュリアンのバゲット
    (メゾン・カイザーのバゲット・モンジェは日本橋にもあるのだろうか。)
    -ボン・マルシェのブリオッシュ。プレッツェルもここのはモチモチしている
    -サダハル・アオキのクロアッサン
    -ラジュレのクロアッサン

    -13区のベトナムサンドイッチ。この目と鼻の先に中華料理店「ミラマ」

    -ヨープレイトのパール・ドゥ・レ:デザートになるほど濃厚なヨーグルト
    -スノーブルのル・フォンダン・オ・マロンコンフィ
    -フェルム・デ・ププリエールのキャラメルプリン(鶏マーク)

    バルバラ・ビュイのパンツ

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著者プロフィール

1970年東京都生まれ。フリーキャスター、エッセイスト。成城大学卒業後、TBSに入社。99年退社後、単身パリに遊学。フランス語、西洋美術史を学ぶ。2002年に結婚、現在一男一女の母。著書に『金曜日のパリ』『それからのパリ』『小さなパリジェンヌ』『雨上がりのパリ』『パリごはん』『パリ アート散歩』『パリのmatureな女たち』などがある。

「2014年 『パリ、この愛しい人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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