be SOUL

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 121
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396430306

感想・レビュー・書評

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  • ソチ・オリンピックへの盛り上がりの中、この本も読んでみた。

    こんなことまでに書いていいのかな? と思うくらい、率直に、無防備に、自らを語っている。

    この無防備さのゆえに、金メダルには届くことがなかったのであろうなぁ・・・と思った。
    同時に、この無防備さがあるからこそ、これだけ観客に愛され、審判に愛され、選手仲間にも愛される選手になったのであろうなぁ・・・とも。

  • 2009-2010シーズンの途中に書かれたエッセイ。生写真とサイン入りのタカラモノ。
    ちょうど怪我から復帰して、バンクーバーで銅メダルを取る直前。このシーズンは滑りも滑らかになったし、SP、FS、EX全部のプログラムが好きだった。
    気にしい、自分に自信が無い、きれい好き、優柔不断、目立ちたがり、負けず嫌い、典型的なA型、おこがましいけど自分と似ててすごく親近感がわく。
    競技から離れてもダンスや歌舞伎と挑戦を続ける高橋大輔に今後も注目したい。

  • ソチ五輪を前に再読。

    日本男子フィギア初の五輪メダルを獲得した彼が、どんなことを考えているのか知りたくて買った本。
    4年前、最初に読んだ時の衝撃と言ったら!

    インタビューで何となく感じてはいたけど、暗いしメンドクサイし、とても氷の上であんなに情熱的で魅惑的な演技を魅せる男と同一人物とは思えない!笑

    けど、その人間クサイ部分がまた、彼の魅力でもあるんだろう。

  • 高橋大輔の等身大の文章。バンクーバーの前の著書だからいまとはまた違うのかもだけれど。

    なんというか 手作り感いっぱいで ブログみたいなかんじというか。

    もともと 彼の振付とコーチをしていたモロゾフ・ニコライの著書を持って
    高橋大輔の人柄に大いに興味を持った。


    「僕は自身がないから 人の目を気にしてよく見せたいと思ってしまう」
    というのが彼のおしゃれをする理由。

    「自信がない」というのが彼の原動力の主体な感じがした。

    だから なんとなくしっとりした演技がはまるし、他人をよく観てるからこその表現力なのかもしれない。


    彼のステップが本当に大好きなので、もう少し現役で頑張ってくれたら嬉しい。

  • ライターさんが取材して書いた本かと思っていたのに、まんま高橋選手の言葉で綴られていた。だから、文章としては難がある部分が多いのだけれど、正直な高橋大輔を少し知ることが出来たような気がする。 あぁ、そんな事を考えながら、あの試合は滑っていたのか・・・とか、スケートに関する話は勿論興味深いのだけど、理想の女性について「じぶんが 喋りなので、あんまり喋らない人がいい。でも、やっぱり喋らないとつまらないから、一緒に喋れる人がいい」とか、アンタ支離滅裂だから!な部分に 思わず微笑んでしまう。

  • 何年か前だと、アイスショーに足を運んでも何故こんなにも人気なのか理解できなかったのですが‥今、もっとも近くで滑りを見てみたい人です。
    彼が何度も繰り返す「気にしい」、これって実はとても重要なことなのかも。
    ウタコ先生から、レディーファーストを叩き込まれてきたというのは知らなかった。

  • ちょっと気恥ずかしい本だけど、まぁ楽しくもあります。写真も多いし。
    背中写真美しいよ。

  • 写真も多いけど、なかなか読めました。ストレートだ。

  • 高橋大輔の人柄がよくわかって、おもしろかったです。

  • バンクーバー五輪銅メダリスト・高橋大輔のオフィシャルブック。
    演技は雄弁ではあるけれど、言葉は雄弁ではない彼の
    「スケートへの思い」
    がぎっしり詰まった作品。
    どこまでも芯の通った彼の言葉に
    「さすがトップアスリートなんだな。」と感心しました。

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著者プロフィール

一九六六年、秋田市生まれ。探検家、作家。「物語を旅する」をテーマに、世界各地に伝わる神話や伝説の背景を探るべく、旅を重ねている。二〇〇五年、米国のナショナル ジオグラフィック協会から支援を受け、実在したロビンソン・クルーソーの住居跡を発見。探検家クラブ(ニューヨーク)、王立地理学協会(ロンドン)のフェロー会員。著書に『漂流の島 江戸時代の鳥島漂流民たちを追う』(草思社)、『ロビンソン・クルーソーを探して』(新潮文庫)、『浦島太郎はどこへ行ったのか』(新潮社)、『間宮林蔵・探検家一代』(中公新書ラクレ)、『命を救った道具たち』(アスペクト)などがある。

「2016年 『文庫 12月25日の怪物』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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