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著者 : 清川あさみ 武田双雲

• 祥伝社 (2010年5月18日発売)

感想・レビュー・書評

[lib-tachibanaさんの感想 · 2014年8月30日]

自分の嫌な部分を言葉で表してみて下さい。「妬むところ」「逃げるところ」「汚いところ」「負けるところ」「自分が嫌なことで埋もれているところ」。
こんな悲しい字達を、２人は自分達が最も誇れるやり方でめいいっぱい飾りつけてやりました。文字がこんなに綺麗になるんだって初めて知りました。

[Runさんの感想 · 2014年7月8日]

テーマは“コンプレックス”、暗いイメージがある字が、武田双雲さんの書と清川あさみさんの刺繍で描かれた不思議な本。
ああ、こんなマイナスのイメージがある言葉も、こんな風に美しくなれるんだ…と、じっと眺めているとじんわり感じられてくる。
その字に対する解説、というかお2人の見解が書かれているけれど、そちらは共感したり反発したり…正直、私は反発することのほうが多くて。
ただただじっと眺めるだけのほうが楽しめるかな、と思う本でした。

[kosuuzuさんの感想 · 2014年5月26日]

清川あさみさんの刺繍と、武田双雲さんの書をコラボ。

[言音さんの感想 · 2013年7月17日]

双雲さんの力強い書と清川さんの細やかな刺繍が組み合わさることで、とても素晴らしい作品になっていて感動しました。
書にも刺繍にも、それぞれ意味が考えられていて、それがわかるとより一層素晴らしく感じられました。二人のコメントも良かったです。

どれも良かったけれど“暗”“縛”“嫌”“妬”が特に好きです。

是非、手元に置いておきたい一冊です！

[koborikoさんの感想 · 2010年12月18日]

ネガティブとポジティブは自分の心次第。表裏一体のおもしろい関係。

著者プロフィール

写真に刺繍を施す手法を用いた作品をつくるアーティスト。代表作に〈美女採集〉、〈Complex〉 シリーズ、絵本『銀河鉄道の夜』（リトルモア）など。著書多数。谷川俊太郎氏との共作絵本『かみさまはいるいない？』（クレヨンハウス）が２年に１度のコングレス（児童書の世界大会）日本代表に選ばれる。2016年下半期NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」でタイトルオープニング映像やポスター制作を担当。二児の子ども育てる母。　

「2021年 『あっちむいて こっちむいて だ～れだ？ わお！』 で使われていた紹介文から引用しています。」