なぜ、その子供は腕のない絵を描いたか

  • 祥伝社
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感想 : 23
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396612382

感想・レビュー・書評

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  • 興味深いことがたくさん書かれているけど、まとまりがなくて、何が言いたいのかちょっとわからなかった。

  • 親の関わり方が大切
    ノイローゼになる程一緒にいるよりはちょっと距離を置いたほうが良い(保育園や一時保育の利用)
    食育大切。機嫌を取るために好きなものだけ出すのではなくてバランスとか食べる。食がおろそかになると気力が失われる
    厳しく接することは時には大切。しつけがちゃんとできない(子供に甘い)人が多いらしい。できないことはできるまで一緒に頑張ることが大切
    親の過剰な世話焼き、手も足も出ないというような束縛が腕のない絵を描く原因の一つ
    習い事いっぱい詰め込むよりぼーっとする時間を作ることが大切。何もやっていない時間も大切。遊びを侮るな
    早いうちから教育すると無力の学習(ずっとショックを与えると避けられないショックとして耐えてそれ以上受け入れられなくなる)
    テレビ漬けは虐待、テレビを消せないのは親たち、子供の言葉の発達には生の声が大切
    母親が圧迫される密室育児、子どもの自立を妨げる過保護

  • 2005年刊行。

     印象論でしかないのだが、全体的な傾向として、著者と同様の感想・懸念を持っている、もちろん、子供全員がそうだというわけではない。
     ただ、身体感覚の欠落を感じてしまう子供が増えつつあると思えるのだ。

     この点に関して、ベテランの幼稚園・保育園の先生方はどうみるのだろうか?。

  • ネグレクトも過保護も子育てには毒。どんな子育てが子どもにとっていいんだろう?

  • 私も腕の無い人の絵を描いていましたから、突っ込んだ内容を期待したのですけど、親の愛情が不足していたと言うだけの結論でちとガッカリしました。

  • 過保護についてよくわかる。
    最近は特に過保護の親が増えてるみたいだから
    子持ちの人には是非読んで貰いたい。

  • やってもらっている子は、手を自分で使ってるイメージが欠けていて、
    腕がない絵を書いても不思議に思わない。

  • 「なぜ、そうなったか」を探求していく小説のような形式で、読みやすく、面白かった。

  • 保育園の担任の勧めで読みました
    ドキュメンタリーTV感覚であおられながら一気読み
    影響されやすいわたしはすっかり頭が熱くなってしまったけど
    妹に「まあ、話半分ってところだね」といわれて・・・
    アマゾンでレビューをチェックしてみてそうかーなるほどそういう読み方もあるのねーと冷静に
    実際子供って手を書き忘れているのかめんどくさくなってしまったのか、書かないことけっこうあるんだよね
    まあ、読んで面白かったし考えさせられるところたくさんありました

  • 過剰なスキンシップや過保護によって子供は自ら行動する(手を出す)チャンスを奪われる→手のない奇妙な絵を描いてしまう
    というメカニズムらしいです。絵は率直にこころの在りようを表現するんですね。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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