疲れない体をつくる「和」の身体作法: 能に学ぶ深層筋エクササイズ

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 165
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396612702

感想・レビュー・書評

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  • 「初心忘れるべからず」と「初恋」の元々の意味というのを知り、ほぉ~~~♪と感心。
    あとこの本でロルフィングなるものも知る。
    完読には至ってないのだが、お能の稽古はインナーマッスルを鍛えるのにいいのだなぁ…と観たくもなり、やりたくもなり。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      此れは良さそう、、、図書館に予約しよう。。。
      此れは良さそう、、、図書館に予約しよう。。。
      2014/04/17
  • 女子栄養大学図書館OPAC▼ https://opac.eiyo.ac.jp/detail?bbid=2000041206

  • 図書館がおくる、「クラブ・サークル向けおすすめ図書」

    クラブ・サークル名 ダンスサークル

    請求記号:780.7/Ya 
    所蔵館 2号館図書館

  • 姿勢の矯正をしようと思って購入。かなり役にたつことが書いてあった。

    筋肉がどこからどこまで繋がってるか。どういったイメージをしてどういった手順で姿勢を正していくか。首の後ろや背中を意識するようになった。

  • 「和」の動作をロルフィングの視点から解き明かす。
    とてもわかりやすいです。

  • 帯表
    「私自身もこの方法で快適な体を取り戻した」
    林望さん推薦!
    帯裏
    なぜ能楽師は高齢になっても現役でいられるのか。
    その秘密を知る糸口がロルフィングを学ぶことによってみえてきたのです。
    ロルフィングで注目することはいくつかありますが、その中でも特に重要な働きがふたつあります。
    「体のバランス」と「深層筋の働き」です。
    能楽師は稽古を通して、いつの間にか深層筋を活性化させ、体のバランスを整えているのです。
    (本文より)

  • 能をずっとやってきたひとのロルフィングと芯の立て方。

  • いつか買ってもいいかも‼

  • 歳をとってくると体力が落ちてきて、
    昔ほど、集中力が続かなかくなったり、
    すぐに身体が疲れたりするようになります。


    本日ご紹介する本は、

    疲れない身体をつくるための、ボディーワーク
    についての本です。

    能楽師が八十歳でも現役で、元気でいられる理由を
    いままでにない、ちょっとかわった観点から
    説明されています。
    疲れない身体にするための新しいヒントが得られる1冊。

    能の動きというのは、
    かなり独特な感じがしますが、
    あの体制や動きが、実は身体にもいいようです。

    ポイントは
    「コア意識」

    身体のコアには核コアと芯コアがあって、
    核コアは、一般的に丹田と言われる
    おへその下あたりの部分。
    そして芯コアは、身体の中心を頭から足まで
    貫いた線のこと。

    この2つのコアを意識することで
    通常使うことのない、深層筋とよばれる
    身体の奥深い筋肉を使うことが出来ます。
    そのことが、身体のバランスを整え、
    身体に負担のかからない良い状態を
    保つことができる
    といった感じのことです。

    あの不自然な「能」の動きは、
    身体の中心とバランスを意識し、
    深層筋を使った動きになっているそうです。

    本書では、このことを
    ロルフィングというアメリカのボディワークと
    中国思想の陰陽の知識を使って、多方面から説明しています。

    中国、日本、アメリカの思想を交えた
    ボディワークとなっているところが面白いです。

    ぜひ、読んでみてください。



    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    能楽師は高齢でも現役=「体のバランス」と「深層筋の働き」
    核コアと芯コアがしっかりと意識されたときに、身体は通常とは違った筋肉を使い出す
    上半身の姿勢を決めるのは「背」=肩関節の部分
    下半身の姿勢を決めるのは「腹」=骨盤を中心とした部分
    「腹に力が入っている」=腹に魂を吹き込み、腹部全体が、ほどよい緊張を保っている状態
    「骨盤」の傾きは、腰の骨のカーブを決め、それが背骨全体、さらには頭部にも影響を与えるので、とても重要
    体のバランスを整え、楽な体を取り戻せば、身体の可能性を十分に引き出すことができる
    大腰筋をイメージしながら、すり足を1日5分、ゆっくりと行う
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    1章 能楽師は、なぜ高齢でも現役でいられるのか?
    2章 「和」の視点から知る、体の秘密
    3章 ロルフィングで体をゆるめる
    4章 疲れない体を能の動きから習得する
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆マインドマップ◆
    http://image02.wiki.livedoor.jp/f/2/fujiit0202/9ecf5c54fa57db39.png
     

  • 『表層』と『芯』。
    『こころ』と『思ひ』。
    能は、和でいう身体作法、ボディワークなんじゃないかって感心させられた。

    考え方も身体作法も、ヨガと共通点がたくさんあって、興味深かったです。

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著者プロフィール

安田 登(やすだ・のぼる):1956年生まれ。 能楽師のワキ方として活躍するかたわら、『論語』などを学ぶ寺子屋「遊学塾」を、東京(広尾)を中心に全国各地で開催する。関西大学特任教授。 著書に、『身体能力を高める「和の所作」』(ちくま文庫、2010年)『異界を旅する能』(ちくま文庫、2011年)、『日本人の身体』(ちくま新書、2014)、『身体感覚で『論語』を読みなおす――古代中国の文字から (新潮文庫、2018年)、『見えないものを探す旅――旅と能と古典』(亜紀書房、2021年)『古典を読んだら、悩みが消えた。――世の中になじめない人に贈るあたらしい古典案内』(大和書房、2022年)、『魔法のほね』(亜紀書房、2022年)など多数。

「2023年 『『おくのほそ道』謎解きの旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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