東大の先生がハーバードで実践した人を動かす技術

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 93
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396613754

作品紹介・あらすじ

新進気鋭の研究者が初公開。ビジネスの現場で使える「コミュニケーションの極意」。最新の研究でわかった40のポイント、お教えします。

感想・レビュー・書評

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  • 「心の琴線」というフレーズが最も印象に残っている。「心の琴線」とは、話し相手の価値観や考えと共鳴する何かである。人は誰しも、その「心の琴線」を持っているらしいが、これを意識して話しをしていない人が多いと感じた。タバコは健康に悪いしお金もかかることを説明している広告がたくさんあるが、未だに多くの人が禁煙できていないことは、その最もな例であるだろう。
    では、どうすれば「心の琴線」を探し出すことができるのか?それは本書を読んで理解して頂きたい。
    これから新たな人間関係を構築する人、コミュニケーションを取ることが苦手な読書太郎さん、そんな人に読んで頂きたい一冊である。

    • ノートさん
      阪大で心の琴線鳴らしまくってたで
      聞こえんかったかな?
      阪大で心の琴線鳴らしまくってたで
      聞こえんかったかな?
      2020/03/25
    • 指名打者さん
      何も聞こえませんでした
      何も聞こえませんでした
      2020/03/25
  • 分かりやすさは、ウチのポンコツちゃんにちょうどいいと思ったし、自分自身も振り返り的な要素はある。
    偉そうじゃないのがいいね。

  • 人を動かすための文章の組み立て方がわかる。
    共感→驚嘆→変革の順で構成し、間を疑問に答えるように肉付けする。

  • 正直、何にも心に響かなかったし、ためになる一言もなかった。最後まで読まなかったけど。

    コミュニケーションという言葉にいろんな意味を込めまくって、なんとか一冊の本にしたという感じで、内容も薄っぺらいし、論理展開も簡潔にまとまってないと感じた。

    何にも伝わってこない。
    東大、ハーバードという肩書きでごまかした雰囲気がある。

  • 請求記号: 336.49||N
    資料ID: 91102065
    配架場所: 工大一般図書

  • "人を動かす"というと、操るみたいで聞こえは悪いですが、内容は、お互いに納得して、気持ちよく動いてもらうには?という方法が述べられている。対面だけではなく、文章や図解を利用した方法についても紹介されている。

  • 自分より若い著者の本。コミニケーションに気を使っている人は読むべき本。
    コミニケーションで人を動かすことが出来るいわば、「魔法」であるという点に、共感できる。

    人間は、必ずしも合理的な行動をとらない。論理的に行動を促そうとしても、感情を重視する人もいる。行動を促す場合は、相手がどう言われれば素直に生産的な関係性を受け入れてくれるか。それを配慮することが必要である。

    ・コミニケーションを最大限に活かすには、「目的意識」とそこにいたるまでにどうするかといった「戦略性」が必要。

    ・相手が求めている話の内容、意識「インサイト(心の琴線)」を探し、コミニケーションをデザインする。

    ・相手の行動に変化を与えるには「態度」「規範」「コントロール感」の3つの行動に至る要因からなる「統合行動モデル」を利用する。
    この3つの要素を相手に確認し、行動を促す。
    「態度」自分がどう思っているか
    「規範」自分の周りの人がどう思っているか、あるいはどう行動していると感じているか
    「コントロール感」行動を撮ろうと思った時に実際自分が行動をとれると思うか

    ・メッセージの枠組みは、「共感」(そうそう。)→「驚き」(それを覆す驚き)→「変革」(自分の目的へ導く)で伝える。

    これらをいかに肉付けしていくか。
    共感を強めるための「具体例」
    驚きへの反発を抑えるための「根拠」「筋道」「想定される議論」「具体例」
    変革へスムーズに導くための「実践的アドバイス」
    それぞれに関心を惹くための「ユーモア」

    ・文書を書くときは、PREP法を利用し構造化する。
    Point 1文で端的に言いたいこと(結論)
    Reason 1文に対する疑問を2、3文で補足(根拠)
    Example 言いたいことに関連した具体例
    Point 最初1文を言い換える形で最後に全文をまとめる(結論)

    ・アイスブレイク例 名前と仕事と先週あったラッキーなことを自己紹介。他の人は、それを全力でほめ合う。

  • 背景に学問的な客観性があるということで星4です。
    こうしたタイプの本は、個人の体験や、経験則の紹介を多く見受けますが、そうではない。という部分が、本書の特徴かと思います。
    結果的に提唱してある具体例は、いわゆる経験則本でも多く取上げられていますが、主観ではなく、客観(学問)を根拠としているので、良いと思います。

  • コミュニケーションとは何か、どうすれば言いたい事が伝わるか、プレゼン術など参考になる事は多くあった。
    コミュニケーションやプレゼンなどにゴールを設定する事が重要で、相手によってアプローチの方法を上手く選ぶ事が肝心。

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著者プロフィール

1981年、兵庫県生まれ。統計家。東京大学大学院医学系研究科医療コミュニケーション学分野助教、大学病院医療情報ネットワーク研究センター副センター長、ダナファーバー/ハーバードがん研究センター客員研究員を経て、2014年11月に株式会社データビークル創業。自身のノウハウを活かしたデータ分析支援ツール「Data Diver」などの開発・販売と、官民のデータ活用プロジェクト支援に従事。著書に『統計学が最強の学問である』(ダイヤモンド社)、『1億人のための統計解析』(日経BP社)など。

「2017年 『ベストセラーコード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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