「結果を出し続ける人」の35の小さなコツ

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 28
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  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396614003

感想・レビュー・書評

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  • 「結果を出し続ける人」のコツを紹介している本です

    構成としては
    「時間を有効に使うコツ」
    「怠け者の自分を変えるコツ」
    「三日坊主にならないコツ」
    「機嫌よく仕事をするコツ」
    「質の高い情報が集まるコツ」
    「プレゼンを成功させるコツ」
    「部下を上手に操るコツ」
    という感じの7章立てで、各章5つのコツが記載という形になっています

    1つのコツは8ページくらいと小さなコツじゃないようにも感じますが、 メインとなるコツ+いろいろと雑談という感じで、やはりコツ自体は「小さなコツ」でした
    実際問題、目次を見るだけでわかるコツも多いです

    個人的に良いと思ったコツは、
    ・ものの考え方や発想の豊かさというのは、知識や情報の量に比例する。
    ・決まった時間の中で集中力を持って仕事を片付ける気持ちを持つ。
    ・3分で決断できないことは3年経っても決断できない。
    ・人生最大のリスクは「なにもしないこと」
    ・結果が出るのには時間がかかる。成功するまでやり続ける。
    ・勉強を続けるには「そうか!わかった!」という成功体験が必要
    ・やるだけやったら、あとは「ええい、ままよ」と開き直る。
    ・周囲の雑音に耳を貸さない。
    ・部下に出来る仕事は、思い切って任せてみる。上司より上手に効率よく仕事のデキる部下は普通いないということを認める。
    あたりでしょうか

  • 読了

  • 全般的に著者の経験に基づくノウハウ本に見えるが、著者のバックヤードを見た場合に説得力のある領域は良いが、いわゆるビジネス本的な要素のところは深みが無いように感じた。

  • 20140930、62ページまで読んだが読めずに返却。

  • すごく便利だと思います。

  • 有名予備校講師による自己啓発書。
    睡眠時間を削らないとか、まず一回やってみる、とにかく始めるといった点を、改めて心に刻むことができた。
    こういう本を定期的に読むのは、自分の普段の生活・行動を見直すという意味で有意義なのかなと思う。

  • 時間を大切にする。有限だからとにかく使うべき

  • 何もしないことや考えないことは、意識しないとクセになってしまうのです。一般に、ごく一握りの天才を除けば、ものの考え方や発想の豊かさというのは、知識や情報の量に比例します。実際、勉強のできる人、仕事のできる人は、知識や情報をインプットすることに貪欲な人が多い。常に知識や情報を求め、探しています。
    整理整頓は論理的な思考につながり、仕事の効率アップにつながる。たぶん、そういうことです。ですから、みなさんも職場はきれいにした方がいいし、そうすれば、結果的に仕事の成果もあがると思います。経験的に一年間、段ボール箱に入ったままの資料は、その先もまず使うことはありませんから、通常、一年後にはすべて廃棄処分になります。
    語学などのスクールは、独学に比べると挫折する人が少ない。それは、本や雑誌と違ってスクールには、怠け癖のある人にも「続けなきゃ」と思わせるような「拘束力」があるからです。まず、身銭を切る痛みが違う。独学なら一冊1000円、2000円の価値出費ですが、スクールなら、1ヶ月でその10倍くらいかかります。1冊1000円なら簡単にやめられるけれど、月1万5000円のスクール代はそう簡単には捨てられない。つまり財布の痛みが拘束力になるのです。スクールの存在意義とは、怠ける自分を縛り、半ば強制的に学べるように仕向けること。そしてそれは、怠け癖をなおすのにも必ず効果があります。
    なお、語学に関しては、最低でも10年くらいは続けないと、ほんとうの意味で使えるレベルにはなりません。語学を学ぶ場合は、「1年、2年でどうなるものではない」ということを大前提に少なくとも10年のスパンで考えるべきです。
    でも、「いつか」「もっと時間があれば」は、「永遠にやらない」と同義で、そんなふうに言っていると、いざ時間ができて実際に何かを始めるチャンスが訪れたとしても、まずやりません。「いまはお金に余裕がない」とか、「もう少し調べてから」とか、「ほんとうに自分にできるだろうか」とか、あれこれ「できない理由」を探したり、失敗を恐れたりして、結局、チャレンジしない。尻込みしてしまう。何かしたいと思ったら、あれこれ考える前に、とにかく一度やってみることです。
    何も考えず、まず申し込め。たとえば、英語の資格のTOEICに興味があるなら、「しっかり準備してから」などと思わず、すぐ受けて見る。そうすれば、いまの自分の実力がわかって、何が足りないのか、どこをもっと鍛えればいいのか、やるべき勉強の方向性も見えてきます。ごちゃごちゃ考えて躊躇するくらいなら、何も考えずいますぐ申し込むこと。それが最初の一歩を踏み出す一番いい方法です。
    人生最大のリスクは「何もしないこと」。一番いけないのは何もしないことです。何かを始めれば、その後の人生を大きく変えてくれるような資格や技術を手にできるかもしれないし、得難い経験や人との出会いが待っているかもしれない。何もしなければ、その可能性はゼロです。その意味では、グズグズ言うばかりで何もしないのは、時間の無駄であるだけでなく、自分の可能性に自ら蓋をしてしまう、いわば、人生最大のリスクでもあるのです。
    英国では「紳士は二つの趣味を持つ」といいます。これはどういうことかというと、パーティーなどで誰かと同席しても、仕事の話しかしなかったら、つまらないのです。本業以外にも誰かに語れるだけの趣味のある人は、それもギャンブルとかではなく、何かしら知的な香りのする趣味を持つ人は、とても魅力的だし、一緒にいて楽しいのです。英国紳士にとって趣味は必須のたしなみ。自分のネットワークを広げようと思ったら、必要不可欠なわけです。何かを始めたら、目標の50%は達成したようなものなのです。だから何かに興味があるなら、グズグズ言ってないですぐに始めることです。そのとき必要なのは、お金でも時間でも経験でもありません。一歩を踏み出すためのほんのちょっとした勇気。
    英語に限らず、語学というのは、気の遠くなるような継続的な努力を必要とするもので、一般的に「ペラペラ」と言えるレベルになるには最低でも三年はかかります。一ヶ月や二ヶ月でどうなるものではないのです。語学というのは10年はかかるものなのだ、一年、二年でどうなるものでもないのだと、腹を括ることです。そして長期戦を覚悟する。そうすれば、焦ることもなく、かえって気長にのんびり構えることができます。語学をモノにするには、実はそれが一番大事なのではないかと、私は思っています。
    高い評価を受ける能力は、一朝一夕には身につかない。世の中で高く評価される技能というのがあります。一流のアスリートやアーティスト、伝統工芸の職人さんなどは、その最たるもので、彼らの卓越した技能というのは、言うまでもなく、一ヶ月や二ヶ月で身につけたものではありません。一ヶ月や二ヶ月で身につく技能なら、世間はそこまで評価しません。だから、英語などの外国語ができる人は、評価される。それだけ続けないとモノにならないと、みんなわかっているからです。世の中で評価される技能は、一朝一夕には身につきません。それをよく理解し、コツコツじっくりやれる人だけが、その道を極めることができるのです。そして、そういう人は結果を出し続けることもできるのです。ところが、多くの人は、結果を早く求めすぎます。ちょっとやって成果が出ないと、すぐに諦めて、やめてしまう。それまでの努力は、継続することでしか報われないし、続けるからこそ、その先にある高みにも手が届くのいいです。やめてしまったら、すべて水の泡で、何も残りません。評価される技能を手にできる人とできない人の違いは、結局のところ、諦めずに続けられるかどうか、なのです。その意味では、手にした評価は、頑張り続けたご褒美みたいなものです。
    「自分は何を成し遂げていたいのか」ー10年後のイメージを持ちなさい。長期の目標を持つことの大切さは、何も受験に限った
    話ではありません。習い事でもビジネスの世界でも何でも一緒です。そこで大事になるのは、10年後のイメージをしっかり持つことです。たとえば、英語を学ぶなら、「10年後、英語が話せるようになって何がしたいのか」、仕事であれば、「10年後、自分は何を成し遂げていたいのか」、それをしっかり思い描くことです。翻訳の仕事がしたい、通訳になりたい、世界で仕事ができるポジションにいたい、独立して自分の会社をおこしたい。それを明確にする。できれば、「自分は何をすることで社会に貢献したいのか」、ライフミッションのレベルまで落とし込む。そうすれば、その目標に向かって、いま何をすべきか、優先順位も含めて、はっきりと見えてくるはずです。そうやって長期の目標を持てば、人はそう簡単にへこたれない。ちょっとやそっとのことでは挫けなくなります。長期目標は、やる気を継続するための最強のエンジンなのです。
    自分の小ささを意識する。気持ちよく仕事をするには、ネガティブな感情のリセットとともに、小さいことにくよくよしないクセをつけるのも大事なポイントです。悩まないためには、考えすぎないことだ。考えすぎるから悩みは深くなるわけで、だったらハナから考えなければいいわけです。実際、何年後かに振り返ってみれば、「あの頃、何であんなことに悩んでいたんだろう?」とバカらしくなるようなものがほとんどなのです。
    大工さんでも料理人さんでも、いい仕事をする人は、いい道具を持っているものです。いい仕事をしようと思ったら、道具にお金は惜しまない。そういう気持ちで自分の仕事と向き合い、必要な投資をすれば、自ずと「それに見合った仕事をしなければ」と自分の尻を叩く効果も期待できます。自分の仕事にどれだけお金をかけられるかは、やる気のバロメーターでもあるのです。

  • 仕事70%共通する部分,30%それぞれの業種の特殊な部分
    時間の空白をつくらない→opportunity cost →無の時間を過ごさない
    発想の豊かさ→知識,情報量に比例

    指定席で移動中に原稿
    睡眠時間,体調管理→仕事の効率改善
    3分で決断できないことは3年たっても決断できない
    自分にしかできない仕事は何か?→時間の節約,一番大事な部分の質が向上
    テレビはリアルタイムで見ない。1日2,3時間→1年で30日から45日分
    すべての行動を前倒し→努力は人を裏切らない
    職場を片付ける→物欲の塊を実感できる。
    スクール①月謝制(倒産の恐れあり)②近所③小さい教室④経営が安定している。→少なくても10年スパンで考える。
    人生最大のリスクは何もしないこと。
    始め半分→最初の一歩→半分成功したようなもの。

    英国紳士にとって趣味は必須のたしなみ。→外国語,ファイナンスのように頭を使うもの。
    ご褒美作戦→○月続いたら,モノを買う→浪費もしなくなる。
    長期目標 mission in life 「○○大に入って,○○になる。」→自分は何をすることで社会に貢献したいのか?
    成功は努力と偶然が出会ったときに起きる。
    英語の音読教育を広く日本中に普及させる。

    初心者向けテキスト→分かることだらけで確認していく。→スモールステップ
    セミナーの抽選で元気よく走りまわる。→お客に喜んでもらう=ビジネスの基本
    笑顔で挨拶→大学生でも最初はできない。

    基礎からしっかりできる授業→陰口。「明るいだけ,アカデミックでない」
    →挑発に乗って軌道修正→分かりやすいから支持していた生徒に不評

    攻撃された部分を徹底的に強化(相手の攻撃は相手の強みに集中する)
    環境の変化を楽しむ。

    人のために奉仕して,決して恩に着せぬこと。
    一番良くないのは周囲の雑音に耳を貸すこと→出る杭をつぶせセンサー→「やめとけば」
    明らかになった問題点をしっかり修正

    顔の見えないプレゼン→面白くない。→あえて脱線→ハラハラ感
    本物のプレゼンted.com

    論理ブロック
    ①トピックの提示(小さな主張)
    ②サポート
    ③具体例
    ④結論
    時間の過不足「資料の4,5は参考のため用意しました。あとでゆっくり…最後に…について説明します。」

    自分もそうだったと思え→辛抱強く部下を指導できる。
    依頼した仕事の趣旨を伝えろ。
    ミッションを共有する。

  • 3分で決断できないことは3年たってもできない

    拙攻は巧遅に勝る

    石橋を叩いて渡るのは大事ですが、まず決断し、行動することはもっと大事です。

    成功は努力と偶然が出会ったときに起こる

    小さいことにくよくよするな

    良薬は口に苦く、忠言は耳に逆らう 他人からの忠告や諌めは聞くのが辛いけど、謙虚に耳を傾けば、自分のためになることが多い

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著者プロフィール

1967年日本の福岡県北九州市生まれ。上智大学外国語学部英語学科卒。東進ハイスクール・東進ビジネススクールのネットワーク、各種教育関連機関での講演活動を通じて実用英語教育の普及活動をしている。文部科学省「英語教育の在り方に関する有識者会議」の委員も務める。子供から大人まで、誰にでもわかるよう難しい用語を使わずに、英語を楽しく教えることで定評がある。

「2023年 『中学英語スーパードリル 中3 完全マスター』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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