ものの見方検定――「最悪」は0.1秒で「最高」にできる!

  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396615048

感想・レビュー・書評

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  • 読んで明るい気持ちになれた。

    印象に強く残ったところ

    「逆風」は「運の貯蓄」と捉え、空高く舞い上がれるときと感謝する。

    運がよくなるレッスン
     鏡に向かって自分の瞳を優しく見て、「私は運がいい。おまけに、かわいい」などと言う。自分の目を見ながら言うと、潜在意識にストンと言葉が入ります。


    いま当たり前のようにあるもので、でも、なくなったら困るものをできるだけ多くノートに書き出してみよう。例えば、「あなたの両目と鼻と両足を100億円で売ってください」と言われたらどうでしょう?「では売ります」と言う人は少ないはずです。僕らは100億円もらってもあげたくないものを最初からプレゼントされているんです。

    遺伝学者の木村資生さんは、生き物が生まれる確率は、1億円の宝くじが何回当選するのと同じだと言っていると思いますか?
     100万回連続で当たる確率だそうです。
     それは100%やらせだってことです。
     そう、この宇宙は神様のやらせだとしか考えられないんです。
     キミの命だって、神様によって生み出された
    創造物だから、キミの人生に、失敗なんてありえないんです。失敗に見えたとしてもちゃんとそこには意味がある。時間がたてばその意味が紐解かれる日がくるはずです。
     だから起きた出来事は全部マル。


    人気絵本作家ののぶみさんは、自分のオーラを、金色だと決めている。
     「黄金のオーラって言われると、うれしいですよね?その気になりますよね?その気になればたいていのことはできる。だから、僕は自分のオーラは金色、黄金だって決めてるんです。その方が気持ちが上がるから」

    事実よりも、もっと大きな影響力があるもの、
    それが「自分がどう思っているか」です。
    それが一番パワーがある。

     ちなみに、のぶみさんの守護霊は、
    「イエス・キリストとマザー・テレサとマイケル・ジャクソン」だそうです。
     事実がどうかは関係ない。そう思ったらテンションが上がるから、そう思っているのだそうです(笑)。




    谷川俊太郎の言葉
    「百年前ぼくはここにいなかった
     百年後ぼくはここにいないだろう
     あたり前なところのようでいて
     地上はきっと思いがけない場所なんだ」


  • 正しい見方、をしようとするのではなく、楽しくなる見方、をすればいい。正しい見方をするのは、そもそも無理。

    ご主人を隣のおじさん、奥さんを隣のおばさん、だと考える。やってくれることに感謝の気持ちが起こるはず。

    逆風=運を貯蓄している、と考える。

    自分は運がいい、と決める=何が起きても運がいい自分の表れ。
    朝、鏡を見て「私は運がいい、ついでにかっこいい、もてる」と自分の目を見ながら言う。風呂に入ったときでもいい。場所と時間を決める。

    お金は、喜ばせれば増える。

    寝る前に、私は幸せでした、なぜならば・・・。というのを3つ考える。寝る前に幸せを味わうと、朝起きたときの顔が違う。

    リンゴを食べる害虫は、敵ではない。敵はどこにもいない。無農薬リンゴ栽培法。

    人生は、近くで見ると悲劇だが、遠くから見ると喜劇である=チャップリン

    たいへんな事態が起きたら、映画の役だと思え=矢沢栄吉。映画とは退屈な部分がカットされた人生である。主人公ほど問題が起きる。

    大事なことはたいてい面倒くさい=宮崎駿

    あるもの、に目を向ける。ないものに目を向けると、不幸を感じる。
    金がない、時間がない、は錯覚。手放したくないもの、を持っているのは幸せ。欲しいもの、を考えるから不幸になる。

    ライフスタイルを決める。それを実行するためにどうするか、を考えて近づく。

    夢が叶わない、と思っていたら絶対叶わない。叶う、と思えるから叶う夢になる。

    起きたことは、全部マル。
    思い通りにならないのは、そのほうが面白いから。行きたいところ、目指したいライフスタイルを決めて、到達ゲームを始める。

    孤独を感じたら、役割を見つけるとき。
    鏡を5枚買って、よく見る場所で笑顔の練習をする。なんでも引き受ける。

    水野南北=人格は飲食の慎みによって決まる=空腹と運勢と健康は比例する、と考える。空腹を感じたら、運勢がよくなり、健康になる、と考える。
    食事をしっかり味わいたいから間食しない=木村拓也

    無理、不可能、あきらめろ、といわれたら感動の条件はそろった、と見る。
    無理、と追い込まれたら、もし仮にできるとしたら何をすればいいか?、と考える。=人前で話さないで講演をする。

    ふざけるな、と怒りたいとき=相手の心に残る言動をするチャンス。
    焦げたトンカツ=逆に旨い、とほめる。

    人生で起こることは本当にすべて最高ここと。失望ですら希望の一部である。
    成功者の中には、成功の理由に、病気、倒産、失恋を挙げる人が多い。

    人生の最大の罪は不機嫌である=ゲーテ

    巾着袋をもって一日ひとつ、ゴミを拾う。

    悩みには、背後に希望がある。

    人生で起きることはすべて最高の出来事。
    そう思う覚悟をする。

  • 人生を退屈にするか、面白くするかを決めるのは「考え方」です。
    たとえ、どんな大ピンチに陥っても、考え方ひとつで最悪な状況を最高に変えることができるんです。

    ひすいさんの本は何冊も読んだけど、合作でない著書は珍しいし、10年間30冊の集大成と位置づけるだけある、心を揺さぶられる一冊でした。

    人の心は起きる現実に左右され、「出来事」→「思考」(考え方や捉え方)→「感情」→「行動」→「相手の反応」→「結果」というふうに流れていきます。

    最終的な結果を変えたければ、途中の何かを変えればいいんです。
    「出来事」「相手の反応」は、自分のものではないのど、変えるのは無理があります。「感情」は自分の気持ちとはいえ、反射的に起こることどあり、卓越した人でなければ簡単にはいきません。

    そこで変えられると思われる「思考」と「行動」に目を向けてみると、「思考」は、この流れの源流のほうにあるので、変えてしまえば、その後の全てが変わってしまいます。

    要は、思考(考え方や捉え方)が変われば、自分が受ける感情が変わり、行動に変化が現れて、相手の反応も変わり、結果(現実)が変わってくるのです。

    本書には書かれてないことですが、行動を変えることもひとつの手段だと思います。ただ、行動を変えるには、思考を変えるに比べて莫大なエネルギーが必要なので、思考を変えるほうが実行しやすいと思います。

    今、どんなに辛い状況に苦しんでいたとしても、その辛い状況が未来の幸せな自分をつくるためにどうしても必要な今なのかもしれません。
    人生で起こることは、すべて最高の最高の結果をもたらします。
    起きる出来事はひとつでも、考え方ひとつでどういふうにも捉えられるとしたら、そこから起こる結果を最高のものにも最悪なものにも変えられるとしたら、それを変える術がちょっとした「ものの見方」だけだったとしたら・・・

    それを変えるのに必要な時間はたったの、0.1秒です。

  • ひすいさんのファンになりました。
    プロローグの息子さんの話は声を出して笑ってしまいました笑。
    全てのエピソードが心に響くものばかりで、毎日の通勤電車で読むのが楽しみで手離せなくなっていました。
    さすが天才コピーライターさん!文字を読んでいるのですが、まるでひすいさんがわたしの前に座って談話をしてくださっているような感覚に陥ります。
    明るくて優しいお人柄がひしひしと伝わってきます。勝手に知り合い感覚になります笑。
    各エピソードには、素晴らしい方々ばかりが登場されますが、凡人には到底真似することができないような強靭な精神論とか努力とか、そういったストーリーではなくて、「あっ、なんだ、そっか!」と、腑に落ちるというか、心にストンと入ってくるものばかりです。
    アドレナリンを出しまくって、「よーし、がんばってやる〜!」と促される訳ではなくて、温かく寄り添ってくれます。
    読み進めるうちに、目の前の世界が明るく見えて、心が軽くなります。
    体重だけじゃなくて、心もこんなに重かったり軽かったりするんだ!とびっくりしました。

    クスクスと笑える部分がたくさんあり、最後の方は、心に響すぎて涙が出てきました。
    マイナス思考の塊・世界は真っ暗になっていたこのタイミングで、ひすいさんのこちらの本に出会うことができて本当によかったです。救われました。これからも何度も繰り返し読みたいです。

  • ひすいこたろうさんのビジネス本。
    ひすいさんは飾らない書き口ですごい読みやすく(聞きやすくて)て好きな作家さん。
     
    今回気になった点

    ・人生は映画の役と考える。困難があるのは主人公だから。悪役は全てがうまくいっている人生を送ってる、何も困難がない人は通行人。ものの見方を変える
    ・夢はゴールではなく、通過点にする。すると叶う。
    ・ピンチは人の心にインパクトを残すチャンス。辛く苦しい場面こそ雰囲気を変える。

  • <23年01月>
    【サクッと読めてサクッと思考転換できるコスパの良い本】
    定価:1,500円+税
    独自キーワード: #人生 #自己啓発 #プラス思考 #思考 #方法
    こんな時に読みたい: #プラス思考になりたい #マイナス思考になっている #日常を面白くしたい #楽しむ
    好き度:3.5/5(23年 01月時点)
    ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
    [刺さったポイント]
    1.人生を楽しくするか悲しくするか退屈にするか面白くするかはすべて自分(モノの見方)次第という発見
    2.サクッと読み切れる
    3.サクッと思考転換できる
    ~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~

    【1.人生を楽しくするか悲しくするか退屈にするか面白くするかはすべて自分(モノの見方)次第という発見】
    ・「(普遍的な)正しさ」をもってモノを見ようとすると(考えようとすると)、最低100年はかかるもの。だからこそ、「正しく」見るのではなく「(自分が)楽しく」見る。この主張を冒頭数ページですっと頭の中に入れてくれます。違和感なく入ってきます。
    ・「全ては主観で、事実をどうとらえるか(どう見るか)で、人生を退屈にも面白くもできる」なんてことは、自己啓発などに興味がある方などはよく聞かれるのではないでしょうか。私自身もよく聞いていて、わかっているつもりでも日々の生活では忘れがちですが、これをガチっと冒頭で思い出させてくれた上で、沢山の「モノの見方」の事例で楽しませてくれる、かつ前向きにしてくださる内容でした。

    【2.サクッと読み切れる】
    ・ポイントは水色の太字で書かれ、かつ、各章ごとに「xxxな見方」と「xxxになるためのレッスン」という小まとめをしてくださっているので、小一時間で斜め読みしてもすーっと頭に入ってくるような、サクッと読み切れる構成がとても素敵でした。これなら、「モノの見方で人生を面白くしよう」という思考を忘れたときに再読しよう!と思ったら軽い気持ちで再度本を開くことができます。

    【3.サクッと思考転換できる】
    ・サクッと読み切れるのに、サクッと思考転換できちゃうんですよね。具体的な事例を覚えているから、ではなく、具体的な事例のジャブのうちが積み重なることで、思考の芯そのものを「モノを面白く見よう、プラスに考えよう」に変更してくれるんですよね。書籍を読み終わった後に、何かマイナス思考に陥りそうなことを考えそうになると「見方を変えてみよう!」とふと思い出せる。そういう心の変化を起こしてくれる仕掛けがある書籍に思いました。

    【総じて】
    ・計算された「モノの見方の事例」の積み重ねが、締めくくりの「人生で起きることは、すべて最高なのだ!」という文言をすっと受け入れさてくれました。こんなにサクッと読めて、サクッと思考転換できる書籍は久しぶりでした。時間的にもコスパの良い書籍だと思います。ありがとうございました。

  • ・逆境こそ伝説を生むチャンス
    ・未来の実績が過去を変える
    ・原点はいつも愛、愛に立ち返る
    ・人生という映画の主人公、悲劇の数だけ盛り上がる
    ・批判と承認半々がちょうどいい
    2314

  • しびれました!
    ものの見方の大逆転が得られる本です❗️

  • ・人の心の流れはこのように流れて現実に影響を与える。
    「出来事」→「思考(考え方・捉え方)」→「感情」→「行動」→「相手の反応」→「結果」。つまり結果を変えようと思ったら、この流れのどこかを変えればいい。起きる「出来事」を変えることはできない。起きた出来事をどう捉え、どう考えるかという「思考」が変わると、「感情」に変化が起き、「行動」に違いがあらわれて、「相手の反応」が変わり、「結果(現実)」が変わっていく。つまり、人生を退屈にするか、面白くするかは、「現実」が決めるのではない。「考え方」が決めるのだ。

    ・運がよくなる見方。根拠はいらない。「自分が運がいい」ときめちゃおう。

    ・映画とは、退屈な部分がカットされた人生である。つまり、人生は映画。映画では一番悩む役柄が「主人公」と言われる。
    一番問題が起きる人を「主人公」といい、
    一番問題が起きない人を「通行人」という。
    「試練」を視聴率が最も盛り上がる「クライマックス」と捉える。

    僕は皆さんにも言いたいね。
    リストラされたって、借金を背負ったって、
    それは役だと思え。
    苦しいけど死んだら終わりだから、
    本気でその役を生き切れ。
    つまり、視点を変えれば、気持ちが切り変わるってことなんだ。by矢沢永吉

    ・「金がない」の見方。それは気のせい。
    グローバルリッチリストhttp://www.globalrichlist.com/ で年収をみると、あなたは世界有数のお金持ちにランクインする。

    ・私たちに必要なものは十分にあるが、
     私たちの強欲を満たすには充分にない。
    byマハトマ・ガンジー

    ・夢の叶え方のコツ。多くの人は、叶えたい夢を目標、ゴールとしているが、夢は「ゴール」ではなく、
    「通過点」にしたときに叶う。

    ・人は思い通りにいかないことを嫌う。でも、人生の達人は思い通りにいかないからこそ、「面白い」、そう考える。

    ・「ムリだ」「不可能だ」「あきらめろ」と言われたら、「感動の3条件は整った」とみる。
    by鶴岡秀子

    ・未来の実績が過去に対する評価を変える。過去は変えられる。未来が過去を変えてくれる。

    ・釣れないときは魚が時間を与えてくれたと思えばいい。
    byヘミングウェイ

    ・物事、気が進まないぐらいの方が、いろんなことがよく見える。

  • ポジティブシンキング!「悲しさと思いやりはきっと双子」!

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著者プロフィール

「視点が変われば人生が変わる」をモットーに、ものの見方を追求。『3秒でハッピーになる名言セラピー』がディスカヴァーMESSAGE BOOK大賞で特別賞を受賞しベストセラーに。他にも『あした死ぬかもよ?』『前祝いの法則』などベストセラー多数。4次元ポケットから、未来を面白くする考え方を取り出す「この星のドラえもんになる!」という旗を掲げ、YouTubeで「名言セラピー」を日夜配信中!

「2023年 『世界一たのしくてためになる「幸せ」の授業』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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