海を渡ってきた古代倭王 その正体と興亡

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (261ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396615130

感想・レビュー・書評

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  • 記紀神話のミッシングリンクをどうやって紐解くか。
    それを材料を、日本国内の資料だけでなく古代アジアに求めたところが、とても興味深く面白いです。

    思えば、ニートに挫折する前の自分は、東洋史専攻したいと夢見てましたね。その若かりし頃に、この本と出会っていれば、何か違った人生だったかもしれない。
    島国であるからといって、古来から外国との交流不全だったと考えてしまうクセがあるのかもしれないですね。
    いや、おもしろい。
    「天の血脈」や「天武と天智」は、この考え方に近いのかもしれない。

    万世一統という歴史認識があったからこそでしょうか。そこの認識を正すには、古代史にヒントがあるのかもしれないですね。戦前・戦中教育の前に。

  • 騎馬民族征服王朝説をベースに、東アジアの歴史を丁寧に追いながら、古代の倭国の実像に迫ろうとする。定説からかなりワープしており戸惑いを隠せないが読み物としては面白い。

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