こども 論語と算盤 お金と生き方の大切なことがわかる!

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (71ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396616571

作品紹介・あらすじ

こども論語と算盤

感想・レビュー・書評

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  • 論語と算盤の導入として読んだ。
    こども向けとして絵とフォントが楽しいし、よく出来ている本だと思った。

    さて内容は、お金ってなんか「欲」って感じがして、生き方と関連づけて考えたことは無かったので、良い生き方で前向きにお金持ちを捉えることが出来ることに清々しい感じがした。子供の時からこの考え方を持つのはすごく大事な気がする。

    信用される人になる、そのために勉強をする、困った人がいたら助ける、お金を使うことも大事、得意なことから自分の志を決める。子供向けだけど大人にも響く。

    さて大人向けも読もう。

  • 『感想』
    〇本家をパラっとめくって、読むの難しいかなと思っていた時に見つけた簡易版。

    〇そうか、お金儲けの前にまず信用できる人であれということか。そして道徳を大事にすること。確かにこれができないと、一時的な成功はあっても皆から愛される成功はないよな。

  • 渋沢栄一を知ってる人も知らない人にも
    為になる本だなぁと思いました!
    人間として生きることやお金との向き合い方が
    シンプルに書かれています。

    あれこれ悩んじゃう大人にも是非読んで頂きたいです。

  • 渋沢栄一さんの「論語と算盤」をこども向けに読みやすくしたものです。
     みなさんが社会人になるまでに読んでほしいです。そして、読むだけでなく実践してください。立派な大人になることを期待します。
    (K.H.先生)

  • この本を読みながら、大谷翔平のことが頭に浮かんだ。すると、大谷翔平の愛読書だという…

  • 渋沢栄一史料館に行った時に置かれていた本。
    手にとって中身を読んだら非常に分かりやすそうで思わず買ってしまった。

    一瞬で読めるわりには、すごく考えさせられる。
    来年から1万円札が渋沢栄一になることだし、子どもたちにも読み聞かせしたいと思う。

  • ページのデザインが良くて内容が分かりやすい本。
    こどもが理解しやすい本だと思います。
    おとなも、たまにペラペラめくって“はっ(⊙⊙`)”としたい。

  • 渋沢栄一の本かと思ったのですが、論語のえほんですね。でも、非常にら分かり易かったです。

  • 仕事で『論語と算盤』を取り上げた時、子ども用に書かれた本書がわかりやすそうだと思ったので図書館で借りた。昨年の大河ドラマで取り上げられていたため、順番待ちが長かったけれど、なかなかにいい。
    お金・立身出世
    処世術・道徳
    目標・勉強
    運・逆境
    の4つに分けて質問・ギモンを提示し、その解答を『論語と算盤』の中から引用して解説している。小学校中学年向けくらいなのかな。挿絵もいい。
    たとえば、

    p28
    Q争いごとってよくないこと? という質問に対して
    A争そいごとは少しはあったほうがいい。
    と答え、引用文を数行、左ページに解説の見開きで構成。
    「争いは決して絶対に排斥すべきものでなく、書生の上にも甚だ必要のものだろうかと信ずるのである」
    争いごとはたくさんあると、世の中がギスギスしてしまうのでよくないが、お互いに「負けないようにしなきゃ」と思ってがんばって、どんどん成長できる。こういう争いごとがなければ人間はあまり努力しなくなる。

    と書く。
    以下、引用。

    p30
    Q何かを決める時に大切なことって?
    A何かを決めるのに重要なのは、「知識」「気持ち」「やる気」
    智、情、意の三者が権衡を保ち平等に発達したものが完全の常識。
    何かを決める時にはこの3つの視点で大丈夫か考える。

    p34
    Q僕らが人間に生まれてきた意味って?
    Aせっかく人間に生まれてきたのだから、人間にしかできないことをしよう。
    「万物の霊長たる能力ある者についてのみ、初めて人たるの真価あり」
    この解説が痛い。
    ご飯を食べて、遊んで、寝てのくりかえしでは、同粒として生まれてくるのと同じこと。アイタタタタ

    p56
    Q調子に乗って失敗しちゃった…
    Aいいときは反省しよう、悪いときは次のいいときを待とう
    「得意時代だからとて気を緩さず、失意の時だからとて落胆せず、常操をもって道理を踏み通すように心掛けて出ることが肝要である」
    いいときには逆に「悪いときの原因を作っていないか」と気を引きしめ、悪いときには「次はきっといいときがくる」と思って、過ごすのが大切。

    p58
    チャンスがめぐってこない…
    誰もごちそうを口にまで入れてはくれない
    「何か一と仕事しようとする者は自分で箸を取らなければ駄目である」

  • 論語って、すごいなー

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著者プロフィール

1965年東京都生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。現在は、作家として『孫子』『論語』『韓非子』『老子』『荘子』などの中国古典や、渋沢栄一など近代の実業家についての著作を刊行するかたわら、グロービス経営大学院アルムナイスクールにおいて教鞭をとる。2018年4~9月トロント大学倫理研究センター客員研究員。主な著訳書に『現代語訳 論語と算盤』(渋沢栄一著、ちくま新書)、『孫子・戦略・クラウゼヴィッツ』(日経ビジネス人文庫)、『最高の戦略教科書 孫子』『組織サバイバルの教科書 韓非子』(以上、日本経済新聞出版社)、『中国古典 名著の読みどころ、使いどころ』(PHP研究所)、『アミオ訳 孫子[漢文・和訳完全対照版]』(監訳・注解、ちくま学芸文庫) など。

「2020年 『『論語』がわかれば日本がわかる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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