誰も知らない プロ野球「審判」というお仕事

著者 : 篠宮愼一
  • 祥伝社 (2009年7月28日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396620394

誰も知らない プロ野球「審判」というお仕事の感想・レビュー・書評

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  • 1997年にプロ野球審判業を引退された、元プロ野球審判員の著書。
    内側から見た「審判」という職業をユーモアを交えて描いている。
    選手や監督からのプロ野球に関する視点はよく見れど、
    審判の視点からのそれは見る機会がなかったので興味深く拝読した。

    日頃脚光を浴びる事のないお仕事なのに、
    いざというと非難の矢面に立たされるのはいつも審判。しんどい役回りだ。

    最近はやたらと審判の判定に対して
    不平不満を唱えるファンを目にする機会が多くなったような気がして。
    何故に日本のプロスポーツ界は総じて審判を
    リスペクトする意識が低いのだろうと思っていた。

    審判という職業は、肉体的にも精神的にもタフな仕事なのだなあ。
    「ミスをしない」というのが前提として扱われている存在であり、
    微妙な判定に対し冷静なジャッジをしても決して評価されることのない存在であり、
    なおかつ、たったひとつのミスについては徹底的に糾弾される存在。
    それにもかかわらずメディアでの反論の機会も与えられず、
    相手の一方的な言い分に全く立ち向かうことができない状況に置かれている。

    まるで裁判官のように公平でいなければいけないという
    「神の視点」を要求される審判の苦しみを
    今まで目にしたことがなかったので実に興味深かった。
    プロ意識の高さが行間に表れている気がした。

    谷村審判員が著者への手紙にしたためたアドバイスに心を打たれた。

    「君は野球が好きですか?僕は野球を愛しています」
    「プロの世界で生きていくには、野球を愛することが必要です」

  • 更新しなかったが、とっくの昔に読み終わっている。プロ野球は元より野球は好きで高校野球、大学野球、社会人野球と様々な段階で足を運んで観ている。観る方は勝手なもので、俄か審判や監督になったつもりで観ているけど、現実ルールブックを諳じているは、まず居ないだろうな。勿論僕も殆んど知らない。知ってるフリはしているけどね。間違って覚えているのが多いよねぇ、ホント。審判はプロアマに関わらずルールブックを暗記した上で理解している。引き出しの何処に其の問題が入っているか解っていて、即座に回答する。古の審判が「俺がルールブックだ!」と云った事があったが、正に其の通り、「アヤ着ける奴ぁ退場!」って云われても仕方ないやね。******************************スポーツ新聞の広告で興味を持ち、来るまでの長いこと。図書館のカウンターで借りると貸出期限は2週間なのに、移動図書館は長いらしい。何処を回ってるんだろう、僕も借りたい。

  • 元プロ野球の審判が書いたという点から考えると,革新的なのかも知れません。半分くらいは,審判って大変なのね,ってことが書いてあって,残りの半分は,プロ野球選手ってすごいのよ,ってことが書いてあります。
    書いちゃいけないような事が書いてあったりもして,幻滅な部分もあったので,一読しただけでもうおなかいっぱいです。

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