サルたちの遺言 宮崎幸島・サルと私の六十五年

  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396620882

作品紹介・あらすじ

「人間とは何か」を、サルが教えてくれました…。宮崎県幸島(天然記念物)の野生ザルと出会って六十五年。京都大学霊長類研究グループの学者たちを援け、その詳細な観察記録で日本の「サル学」の発展に多大な貢献をした著者が語る、「サルと私」の感動の物語。

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  • 目次
    はじめに 「人間とは何か」を、サルが教えてくれました。

    第一章 ボス「カミナリ」物語
    ・「サル」と「醜い人間」の話からはじめましょう。
    ・人間、卑しくなったらおしまいです。
    ・サルのボスに必要なのは、部下の信頼です。
    ・サルのボスは、何があっても部下を守ります。
    ・ボスザルの気持ちは、どのサルにもわかりません。
    ・サルのボスは、勇敢でなければ務まりません。

    第二章 「アカキン」の死
    ・ボスを命がけで助けるのが、ナンバー2の仕事です。
    ・あまり働きすぎて、ボケてしまいました。
    ・部下にナメられる。これは最大の屈辱です。
    ・「リーダーの死に方」を教えてくれました。

    第三章 帰ってきた「ヒヨシ」と「怪盗十五エ衛門」
    ・サルのオスは、自分の限界を知ると、自ら去って行きます。
    ・サルの社会では、若い時に、オスを旅に出します。
    ・メスザルが惚れる若者は、有望です。
    ・サル社会では、幹部にする基準が違います。

    第四章 女王「ウツボ」の愛
    ・サルの母親は、死んだ子をいつまでも抱いています。
    ・メスザルも群れから離れると、簡単には戻れません。

    第五章 サルと私の愛おしい日々
    ・私がサルと出会うまでの長い話、聞いてください。
    ・観察道具は、古いドイツ製の双眼鏡でした。
    ・「今日、サルはどうでした?」と毎日、聞きましたよ。
    ・とうとう、幸島観察所の職員となりました。
    ・東宮御所で、美智子様と歓談しましたよ。

    第六章 母「エバ」と天才少女「イモ」
    ・母ザルの偉さは、子ザルが成長した時にわかります。
    ・サルも発明、発見をします。
    ・若いメスザルたちが、次々と新しい「文化」をつくります。
    ・サルは、自分の死にいく姿を子供に見せます。

    第七章 「セムシ」と「イカ」の決闘
    ・サルの世界にも、エリートと下層社会があるのです。
    ・オスならボスを狙って戦いなさい。
    ・「戦うばかりが男じゃない」と、サルがそっと教えてくれました。

    第八章 人間に恋したサル
    ・いまでも、私は若き研究者の死を悼んでます。
    ・吉場さんを愛してしまった娘ザル「アオメ」の話をしましょう。
    ・第二婦人「イモ」が登場しました。
    ・メスザルは目が高い。「若い研究者」だけを狙います。
    ・新婚の奥さんを脅かす「メスザル」、嫉妬でしょうか。
    ・「恋多き」メスザル「エゴ」の最後は、どうなったでしょうか。

    第九章 「カミナリ

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