霊の柩

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 41
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (618ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396631642

感想・レビュー・書評

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  • 高橋克彦さんの伝奇小説を読むのは久しぶりなのだけれど、過剰に感じるほどの盛り込み具合が「これこれ!」という感じで楽しませてくれる。今作はさらに、タイムパラドクスと霊魂がねじり込まれて、後半は怒涛のよう。シリーズ前作・前々作の記憶が薄れていても、しっかり楽しめました。

  • 平成12年3月15日 2刷、並、帯付
    2013年8月11日松阪BF。

  • 漸く元の世界に戻ってきたと思ったら、何故か大正時代にタイムトリップ。自分たちの世界に戻してもらうため、九鬼たちは再び神と交信する手段を探さなければならなくなる。

    タイトルどおり、もはや竜の話は無く、霊魂の話へと移る。そうなるともうSFというよりオカルトの世界。そこにタイムパラドックスやらパラレルワールドやらが絡まってきて、後半はこんなのアリ?的な怒涛の展開。でも、最後はやっぱりこうなるよね、と丸く収まる終わり方。まぁ、面白かったし、大正時代の国内外の著名人がたくさん出てきて、楽しかったのは間違いない。「竜の柩」から、終始わくわくさせられっぱなしの読書だった。

  • 「竜の柩」「新・竜の柩」の続編。

  • 内容(「BOOK」データベースより)
    「たしかにここは十和田湖畔だ。しかし…」九鬼虹人たちは眼前の光景に驚愕した。世界各地に“竜”の足跡を追い求め、さらにイシュタル神の導きで縄文日本へと旅した彼らは、ようやく「現代」へ帰還したはずだったが―到着したのは、なんと大正八年の青森・津軽だった。なぜ七十数年もズレたのか?どうしたら戻れるのか?やがて若き日の宮沢賢治、江戸川乱歩らと出会い、九鬼は閃いた。「現代」に帰るには“神”と交信するしかない―かくして九鬼たちは霊能ブームに沸く英国ロンドンへと旅立った。はたして彼らを待ちうけるものは…。“神”とは?“霊魂”とは?人類最大の謎と、歴史の定説に敢然と挑む著者畢生の大河ロマン、瞠目の新展開。

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著者プロフィール

1947年、岩手県生まれ。早稲田大学卒。83年に『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、86年に『総門谷』で吉川英治文学新人賞、87年に『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年に『緋い記憶』で直木賞、2000年に『火怨』で吉川英治文学賞を受賞。本作『風の陣』(全五巻)は、「陸奥四部作」のうち、時代の順番としては最初の作品になる。以降、『火怨 北の燿星アテルイ』(上下巻)、『炎立つ』(全五巻)、『天を衝く』(全三巻)と続く。

「2018年 『風の陣 四 風雲篇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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