大東京三十五区 夭都七事件

著者 : 物集高音
  • 祥伝社 (2002年10月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (289ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396632168

大東京三十五区 夭都七事件の感想・レビュー・書評

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  • 昭和の世に現れた事件、明治大正から謎を解かれず残る事件を、引っ掻き回し謎を解くそんなミステリ。
    小咄を聞いているような立て板に水の語り口調が軽快で読みやすい…気がします。

    明朗快活に謎が解き明かされたり、科学一辺倒では説明のつかない不可思議な現象でオチていたり、探偵が逆にやり込められたり。

    東京の地理に詳しい方がなんとなく楽しい本ですね。
    以前に上野周辺さ迷っていてよかった。

  • 前巻で正体がばれて姿を眩ましたかのような終わり方でしたが玄蕃先生、湯治に行っていたとは…。
    前巻の最後に出てきた『新・大家さん』的な人は何者なのか一切説明が無いので気になるところですが、縁側探偵の復活は嬉しい。
    今回は現在の事件や、謎解き役が玄蕃先生意外だったりと少し雰囲気が変わっている話もあり、色々と楽しめた。

  • 正式名称「探偵小説 大東京三十五区 夭都七事件武鑑と出版競争」〜明治の昔・浅草に2年間だけ建っていた富士山縦覧場から首なし男児が降ってくる。白金と三田を分ける天神坂に髑髏が踊る。嫉妬した挿絵画家が新婚の祝いに贈った夫人の肖像は徐々に感光して骸骨に。質屋から内裏雛を盗んだ男の真意は仕込まれたお宝の地図だった。我が儘な妹に甘い両親に思い知らせるため新宿の脱衣婆に喰われた芝居をする少年。上野の博覧会の平和の塔に標された赤い●は印刷電信信号だった。追いすがる荒縄は飛び跳ねながら殺された妻の怨念と刑事の後悔が籠もっていた。事件を探すのは阿閉万,種明かしは間直瀬玄蕃とノンコさん〜 昭和初期の本を読んでいると思わせる点が巧い場所なのだろう。ふりがな満載で読替満載。一般の話し言葉と文字で著されるギャップを利用している。最初の本『冥都七事件』を読まなくては・・・。自らは散文家と称しているが,実に見事な筆力だ

  • 冥都七事件の続編です。前回、あんな終わり方をしたので、あれで終わりだと思っていたのに、明るく戻ってまいりました(笑)。前作に引き続き、ちょろ万が持ってきた事件を玄翁先生が解き明かします。今回は新しい登場人物も現れ、前作同様にかなり楽しめるお話です。

  • 阿閉万と間直瀬玄蕃のシリーズ第二弾
    『死骸、天ヨリ雨ル』 『坂ヲ跳ネ往ク髑髏』 『画美人、老ユルノ怪』 『橋ヨリ消エタル男』
    『子ヲ喰ラフ脱衣婆』 『血塗ラレシ平和ノ塔』 『追ヒ縋ル妖ノ荒縄』


    (粗筋割愛)

    勝手にシリーズに括ったが、登場人物も時代背景も変わってないから良しということで。
    今回は、何点か現代(小説内時間軸)で起こった事件の解明が入ってたかな。あと、はなちゃんと尚子さんが準レギュラーという感じ。
    相変わらず、つかみは怪奇ちっく。ただ、前作の最終話のような仕掛けが無いので物足りなく感じたり・・・ってか短編だもんな。前作みたいな仕掛けがある方がおかしい(笑)
    勝負が早いので、お手軽に読めます。

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