炎と氷

著者 :
  • 祥伝社
3.34
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本棚登録 : 118
感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (463ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396632373

感想・レビュー・書評

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  • えぐかったです。
    すごかったです。
    かなりはまりました。

  • くろ

  • 金貸しのライバル争い。弁慶vs義経みたいな書き方がイマイチ

  • 題名に綴られた意味はなかなか。こういう小説を暗黒小説というそうだ。タイプの異なる二人が闇の世界を牛耳るという目標をたてひたすら金を求めて邁進する姿が描かれている。最後は呆気なく終わり?と思ったが難波金融道ばりのストーリーになかなか興味を持てた。

  • 最後は切なかった。

  • 志村大好き

  • 金があああ。<br>
    いやぁ、金で争いはしたくないモンです。

  • 小説として2.5にお勉強要素を加点して3評価。対照的なふたりの奇妙な友情のあたり、ひょっとしてこれは萌え小説なのかもしれんと思いました。アウトローものには、ラストはこう締めなくてはいけないという決まりでもあるんだろうか。

  • 陰と陽のデッドヒートがゾクゾクしました。読みながらずっと「世羅は死なない男で居て欲しい」;;懇願してた気が(^-^;

  • 炎のように激しい気丈と暴力を愛す男と
    氷のように冷静で蛇のような男
    2人の親友がひょんなことで争う。
    バイオレンスさがいっぱいな
    作品。

  • 初めて読む作者の本です。金融関係に強いとのことですが、すごいスピード感と圧倒的なパワーにとにかく押し切られました。

    中学からの盟友「世羅」と「若瀬」が、片や競馬の闇金融、片や風俗業対象の闇金融で、最後は2人で闇社会を牛耳りたいと言う野望を持ちながら、活躍?しています。

    世羅のパワフルで有無を言わせない取立て、金への執着、、、若瀬の冷淡さと智謀、、、対照的なパワフルキャラクターに(そのキャラ自体は悪人なんだけど)妙に好感を持ってしまう自分がいたります。このキャラは「殺人の門」の倉持が子供のように思ってしまうほどのパワーです。

    一方で、闇金融を頼る人の情けないこと。金にルーズで意志が弱いから、金が足りなくなり闇金融に走り、さらに悪循環を繰り返すってところかな。救われない読後感(笑)。2003.11.17

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著者プロフィール

1998年作家デビュー。2003年『忘れ雪』が大ベストセラーとなる。『ある愛の詩』『あなたに逢えてよかった』と続く“純恋小説”という新ジャンルを打ち立て、話題となる。著書に『動物記』『ブルーバレンタイン』など多数。近年、『虹の橋から来た犬』がスマッシュヒットとなる。

「2023年 『なごり雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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