- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396632380
感想・レビュー・書評
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2008/03/02<br><br>
藤原伊織の「蚊トンボ白髭の冒険」をちょっと思い出した。<br><br>
ほんの少しだけ、設定が似ている。<br><br>
が、こちらの主人公のほうが非常に鬱屈としていて(そうなっても仕方ないだけの過去があるが)、読んでてちっともスカっとしない。連作短編の体をなしているが、それもさほど効果的ではない気がする。救われない気持ちのまま終了。横山さんの作品はそういうの多いけれど、これはあまり好きになれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
窃盗罪での服役を終え出所した真壁修一(34)が真っ先に足を向けたのは警察署だった。二年前、自らが捕まった事件の謎を解くために。あの日忍び込んだ家の女は夫を焼き殺そうとしていた―。生きている人間を焼き殺す。それは真壁の中で双子の弟・啓二の命を奪った事件と重なった。十五年前、空き巣を重ねた啓二を道連れに母が自宅に火を放った。法曹界を目指していた真壁の人生は…。一人の女性をめぐり業火に消えた双子の弟。残された兄。三つの魂が絡み合う哀切のハード・サスペンス。
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単行本の帯の文句とかが気になって読んでみたけど、イマイチ。 で宣伝してた程のものではないね。
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窃盗罪での服役を終え出所した真壁修一(34)が真っ先に足を向けたのは警察署だった。二年前、自らが捕まった事件の謎を解くために。あの日忍び込んだ家の女は夫を焼き殺そうとしていた。生きている人間を焼き殺す。それは真壁の中で双子の弟・啓二の命を奪った事件と重なった。十五年前、空き巣を重ねた啓二を道連れに母が自宅に火を放った。法曹界を目指していた真壁の人生は・・・ただの泥棒なのに、切なくて、カッコいい!!ルパンの日本人バージョンのよう。
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影踏み 2006.01.11読。
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切ない。そして美しい短編★
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図書館で借りました。
死んだ弟が中耳に住んでいる(?)真壁修一、忍び込みのプロ。出所後の様子を7つの物語で繋ぎます。。8つ目の物語で、久子さんと幸せになってもらいたいと思うのは、私だけじゃなくて、耳の中の啓二さんも同じだよね。 -
2006.01.11読。
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お兄ちゃんは何でこんなに頭が切れるの!てかラストが切なすぎる。゚(。ノωヽ。)゚。
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うーん。半落ちと比べるのは駄目なのかな〜。