お神酒徳利―深川駕篭

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (362ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396632502

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  • 内容(「BOOK」データベースより)

    相肩の想いを遂げさせてやりてぇ―。深川の駕篭舁き新太郎は、相肩尚平の煮え切らない態度に焦れていた。尚平にはおゆきという思い人がいたが、新太郎との絆を大切にするあまり深いつきあいには進展しなかった。新太郎の勧めで、尚平は、おゆきと浅草寺仲見世に足をのばした。しかし、新太郎のことばかり考えている尚平におゆきは怒って帰ってしまう。その夜、ふて寝をする尚平のもとに手紙が届く、そこにはおゆきをさらったと記されていた…。二人はかどわかしに遭ったおゆきを救えるのか!?若い駕篭舁きの友情とほのかな恋を描く、好評『深川駕篭』シリーズ第2弾。

    平成30年4月10日~15日

  • 「深川駕籠」シリーズ第2段。
    新太郎と尚平との友情の方が、 尚平の想い人「おゆき」よりも優先する関係に少し歯がゆさを感じる。
    しかし、「おゆき」の誘拐事件を切っ掛けに尚平との関係が深まっていくことを期待。

  • 若き駕籠かきの友情とほのかな恋を描く 薄らいだ雲を、満月の光が突き進もうとしていた 

  •  山本一力の作品に出てくる人物は、善人も悪人もどこか弱いところがあり、傷つきやすい。それでいて人間の本性を信じたくなる魅力があるのです。この作品もそうした作品のひとつです。これをマンネリズムと呼ぶか、安定した作風と見るかですが、私は十分に楽しませてもらっています。

  • 深川駕籠シリーズ「紅蓮退治」「紺がすり」「お神酒徳利」の3編。駕籠屋二人の友情と恋愛がメインなんだが、前作で相手が出来た片方はふらふらしてるし、主人公はぐずぐずしてるし・・どっちにしても男達がだらしない(笑)特に進展がないのはシリーズを長引かせる為か、作者が恋愛物が下手なのか、山本さんの下町パターンで安心して読めるが内容としては弱いかな。

  • シリーズ第2弾という事で人間関係が落ち着いているだけに、前作よりも全体の勢いは収まり気味かな。しかし駕籠かきコンビの変わらぬ絆や、作品全体を包み込むあたたかさは健在です~。10年2/10読了。

  • 「深川駕籠」シリーズ第2段
    新太郎と尚平のコンビは、ますます息ぴったり
    今回は、新太郎の淡い想いあり
    尚平の想い人「おゆき」の誘拐あり、
    かなり楽しめます

  • 深川駕籠、第二弾。
    登場人物が魅力的です。

  • 山本一力さんの描く市井の男たちは、みな人を裏切らない(悪役は別ですが)
    この作品にはスーパーマンのように秀でた能力の人がいます
    少し、純粋培養された方々ですが、作品は「駕篭かき」の二人の友情を描いています
    お互いに相手を想い、行動するのですが・・・二人は器用じゃないものですから結果は伴わない(?)・・・でも、ちゃんとお互いを大事にしたいという肝心なところは伝わる
    しかし・・・事件に巻き込まれやすいですなぁ

    10’2月追記
    第一作を読んでから、再読しました~

    相変わらず、不器用な人間ですが
    女性に対する思いが、前作を読んで理解が深まりました

  • 深川籠 第二弾〜
    深川の駕籠かき、新太郎と尚平。ますます息が合ってます。男同士の友情ってこういうものなのかな、と羨ましくなりますね。性格は違うけれど、どちらも優しくて力持ち、まっすぐ生きる姿に、読んでいるうちにふたりを応援している自分がいます。ふたりの恋の行方はかなりじれったいですが、これも二人のいいところ。

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