ちぇりあい―ちぇりーぼーいあいでんてぃてぃ

著者 :
  • 祥伝社
3.09
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本棚登録 : 52
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396632625

感想・レビュー・書評

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  • 成人童貞男性に精神的ストレスをかけることで
    分泌された特殊な脳内物質に
    なんと人間を若返らせる効果があると判明した
    そこでふたつの巨大グループが童貞オタクを奪い合うため
    あるいは敵の童貞を童貞でなくするため
    非常に気色の悪い抗争を展開する
    やがてそれは、人類の長寿化に反対する思想団体を交えて
    世界的な危機に発展してゆくのだった

    人間を幼児退行させるのは強い恐怖だが
    その恐怖ゆえに他者とかかわっていけない童貞たちは
    しかし脳内物質の提供者として、一種のステータスを手に入れた
    その結果、童貞の人気は上がり
    生涯童貞を希望する若者たちまで現れはじめる
    それはもちろん少子化をより加速させ
    人類を衰退へ導くムーブメントであるのに違いないけれど
    この小説ではそこに触れることなく
    童貞を飼育する立場の富裕層が、肥大化した欲望に飲み込まれて
    勝手に(全人類もろとも)自滅していくことになる
    ユーモアはあるが
    問題の焦点はぼやけてしまっている、かな…
    ただ個人的には
    こういう、しっちゃかめっちゃかになる展開
    かなり好きなんですよ

  • 夢野久作の「ドグラマグラ」や寺山修司作品を彷彿とさせる。
    描写はあからさまでグロテスク。しかしストーリーは着実に進んでいく。

    18歳以上の成人童貞からのみ抽出されるエキスにより若返りの薬が作れることが解明された。その希少性から1回の抽出に多額の報酬が与えられるという。
    当然彼らの社会的地位は向上し、二人の医学者による童貞確保のための激しい攻防が繰り広げられる。


    「ドーテイ」たちの形勢逆転劇のほか、下流社会で必死に生きる女性たちや個人の欲で人の形を失っていく権力者の姿など、現代社会の人間心理を反映したシニカルな作品。

  • 20090419
    きもちわるい

  • 医学会騒然!
    遂に発見?!不老長寿のピュアエキス!
    ピュアから始まる秋葉の電波が国境を越え気圏突く抜け銀河まで
    狂「気」乱舞!新世界バトルノベル!

  • 今流行のオタクを使って若返りの薬を作るお話。。。

  • なんかよくわからん。
    童貞オトコのハナシ。

  • 衝撃、笑撃。
    何か、ブッとんでます(笑)

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著者プロフィール

1968年東京生まれ。学習院大学文学部卒。98年『闇の楽園』で第3回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。作家活動と並行して『Jの利用法』ほか自主製作映画4本を監督。イラスト、写真、クレイアートにも才能を発揮する。

「2013年 『劣化刑事』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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