弾痕

著者 : 阿木慎太郎

• 祥伝社 (2007年7月1日発売)

作品紹介・あらすじ

日本の暴力組織の頂点を目指す新和平連合。会長の座に君臨してきた新田雄輝が服役し、跡目とされた大星会の八坂会長を暗殺した品田が実権を握った。品田はさらに新和平の完全支配を企み、組織内にくすぶる反対派を一掃すべく極秘指令を出した。新田直系の武闘派実力組織・形勝会の頭を殺り、刑務所の新田の命を獲る!そして、新和平の資金源・浦野孝一を指揮下に押さえれば、悲願の欧州闇市場進出も夢ではなくなる-。血の粛清が始まる中、暴力組織潰滅をはかる元公安警察官の神木剛はどう動くのか。

著者プロフィール

１９３９年、東京生まれ。慶應義塾大学卒業後、東宝に勤務、東宝映画取締役を経る。
７５年『愛と憎しみの宴』で文壇デビュー。以後、アクション、ハードボイルド小説などで活躍。累計１１１万部を突破したベストセラー「闇の警視」シリーズ（祥伝社文庫）はじめ、リアリティに溢れるエンターテインメント作品の執筆を続ける。『兇暴爺』（祥伝社文庫）など、著作多数。

「2020年 『ピグマリオンの涙』 で使われていた紹介文から引用しています。」