- Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396632915
感想・レビュー・書評
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作品が表からと裏からのお話しになっている。駆け落ちを決意した二人の恋人に届いたメール。引き裂かれた恋人たちは、樹海の奥に立つ、昔、発狂した作家が一家を惨殺したという山荘を目指す。真ん中の袋とじで真相が明らかになる。叙述としても面白いしサスペンスミステリ。
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本の前からも後ろからも読める構成が斬新!
特に生存者編がドキドキしやした!オチがもう少しインパクト欲しかったので⭐️4です -
配置場所:摂枚普通図書
請求記号:913.6||O
資料ID:50700709
★鑑賞ポイント★
前からも後ろからも読めることで有名な本です。
そのため表紙・背表紙・裏表紙もくるりと反転……
ぜひ黒い森に迷い込んでみて下さい。 -
ある事件の後、逢うことを禁じられていた恋人から携帯にメールが届いた。
『ミステリーツアーの終着点で待ってる』
そこは、かつて錯乱した作家が家族を惨殺したと伝えられる、広大な樹海の奥の山荘だった…。
表からも裏からも読めるこの一冊。面白い趣向ですね。
片側は、彼から誘いを受けた彼女の章。反対側は、彼女から誘いを受けた彼の章。
途中でひっくり返して、なるべく同じタイミングになるよう、遊び心を持って読んでみました。
不穏な空気が渦巻く山荘、異世界のごとき樹海、この世界観にどっぷりと浸りたい方は「赤い森」を読んでから
「黒い森」を読まれるのをおすすめします。どちらも面白いです。 -
一気に読みました
話は好きじゃないけど、引き込まれるものがある。
2013.10.21 -
アイデアが斬新なのは認めるが、別にふくろとじや反対側から読ませる作りにしなくてもいいんじゃないかなあ。普通に三章でいいんじゃないかと(^=^;
ひとこと言いたいのは独りで自殺する勇気がないなら自殺なんてするな。。。。。
10万円はらって(自分の分も入れると15万)殺したかったストーカーは哀れだなあ〜。 -
表側の「生存者」編、裏側の「殺人者」編とあり、最後に袋とじの「解決編」で終わるという遊び心のある本。ただ内容は凄惨な事が起きる割には面白みに欠け、のめり込めなかった。ブラックユーモア的な感があるのは嫌いではないのだけど。
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心中、おだやかではないわな…
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生存者編と殺人者編が裏と表からそれぞれ始まり、解決編が袋とじで中央にある面白い構成の本。
樹海ツアーをあつかっているだけあって、内容はひたすら暗く気持悪い。