- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396632977
感想・レビュー・書評
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キュンキュンしたぜ(*・ω‐)☆
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短編4つとも青春恋愛ストーリーなんだけど、実はいろんな伏線があって、あっと驚かされる。ダークさがないからこれは乙一名義では出せないなとは思うけど、根っこは変わらないのかなと思った。
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者はホラー作家の乙一、らしい そっちの作品は読んだことないけど、人を驚かせるような、肝を冷やすような仕掛けがどの短編にもある 登場人物の女子が甘ったるくないのがいい この短編の中では、表題の「百瀬、こっちを向いて。」が一番
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素敵な恋愛小説だった。
特別恋に積極的な子たちが登場する訳ではなく、時に奥手で自信がなくて……でも少しずつ恋を自覚して前に進んでいく。甘酸っぱい青春短編集で、読んでいてとてもすがすがしい気持ちになった。 -
「百瀬、こっちを向いて。」中田永一◆尊敬する先輩からの頼み事は、二股を隠すために自分の彼女の彼氏のふりをすることー(表題作)。日陰で咲く植物に陽が当たり、瑞々しく輝き出す瞬間をとらえた4編。各話に仕込まれた一捻りが非常によく効いていて飽きさせず、ただの恋愛小説と括るのは勿体ない。
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こんなときがもどつてきたらいいな!
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読書から遠ざかっていて、しばらくぶりに本棚に入れました!
向井理くんが出演している映画の原作。残念ながら地方ではまた公開されていなくて・・その前に。
「百瀬、こっちを向いて」のほか「なみうちぎわ」「キャベツ畑に彼の声」「小梅が通る」サクッと読める4作からなる短編集。
色に例えるなら共通して『あお』かな。
青春の、何かしらコンプレックスを抱えて生きているあの頃の・・どこかモヤモヤ、フワフワとして感じがよみがえってくるよう。
年を取ると、それが恥ずかしいぐらいたわいもないことだったり、実は自分の武器になることだったり。心持ち、気分が若返りました(笑)
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4つのお話。どの話も読みやすくて、優しい登場人物ばかり。若者たちはさらりと、からりとしている。だからか、感情を引きずることなく、するすると読めた。