刻まれない明日

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 148
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  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396633226

感想・レビュー・書評

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  • 「失われた町」の世界に住む住人(僕とか)のための本。タイトルに、考えさせられる。

  • 終わることで始まる
    良かったです。

  • 2011.11.5

  • 『つながっていく人々の物語』

    人々は、胸の内に抱えていました。十年前の〝アノ〟事件を。

    〝アノ〟事件を、心の何処かで抱え込んでいる人々が、つながりあっていくお話。

    正直、三崎さんは途中、人間関係がごちゃまぜになるんだけど、最後にパァッと繋がりが頭の中に駆け巡る感じなんです。

    まるで、何年も会ってなくて、久々に会った友達に再開するような。
    あの、感じが最後にぶわっとくる。


    ※本作は、「失われた町」を読んでからの方が、設定に馴染みやすいです。

  • 「街」シリーズ三作目・・・知らなくて2作目に読んじゃったけど。
    うーん、いわゆる「街」シリーズの中では一番面白くない。
    ときどきググッと引き込まれるところはあったけど。

  • 失われた町の続編
    今回も独特の世界観

  • 失われた町の続編とのことで一気読みした

    10年の歳月でかわるもの・かわらないもの・かわらざるえないせつなさに
    心が痛かった

  • こっちは三崎サンのワールド全開って意味で心に残ってる方。
    「失われた町」読んで、すかさず読んだら、どんなカンジだったかな。
    文庫になったら再読してみよ。

  • 雰囲気が綺麗でした。でも、それしか印象に残らなかったです。何かの続編らしいですけど、単体で楽しめました。これはこれで完成された世界です

  • いや、三崎ワールドに嵌ってしまった。
    色々な方のレビュー拝見すると「古い順」に読むべし.....ってのが結構多いが、私の場合「コロヨシ!!」から入って次にここに来て、三崎ワールドの世界観もある程度把握できたと思う。
    でも、そんなの関係なく、三崎氏は上手いと思うし、小説としてメッチャ面白い!
    まだ若いのだし、いずれ「ふつー」の世界の小説も書いて欲しいと思うファンは多いはずだし、そうすればもっと多くのファンを得られるに違いない♪
    今年読んだ小説では今のところ、ベストスリーレベルの面白さだヽ(・∀・)ノ

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著者プロフィール

1970年福岡県生まれ。熊本大学文学部史学科卒業。2004年『となり町戦争』で第17回小説すばる新人賞を受賞しビュー。同作は18万部のヒットとなり直木賞にもノミネートされた。著書に『廃墟建築士』『刻まれない明日』『コロヨシ!!』『決起! コロヨシ!!2』など。

「2021年 『博多さっぱそうらん記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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