失恋延長戦

著者 : 山本幸久
  • 祥伝社 (2010年3月11日発売)
3.35
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  • 本棚登録 :291
  • レビュー :63
  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396633363

失恋延長戦の感想・レビュー・書評

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  • 2017/4/17
    読み始めてすぐ「これはヤバイ」「この犬死んじゃうな」と思ったのでまずラストを確認。
    はい、案の定でした。
    なのであまり好きにならないように距離を置いて読んだ。
    けど最終的には号泣やね。
    わーわー声上げて号泣よ。
    やめて欲しいわ。別に小説の中の犬は死ななくていいじゃない。
    そこはホントに大声で抗議したいんだけど、真弓子の成長物語はよかった。
    藤枝もよかった。
    別に犬は物語中で死なんでもいいじゃないさー
    じゃなかったら予防線張らずに全力で真弓子と一緒に泣いて笑って楽しめたのに。

  • いろんなことが延長戦。高校の好きな人ひきずるわ、自分では友人と認めたくない子との関わりがなぜか続くわ、浪人するわ。

    時々飼い犬ベンジャミンと真弓子が実は話が通じてる疑惑とか、真弓子の声が良いこととか、大河原くんと蔦岡カップルが破局の危機かもとか、いろいろ布石はあるのに、そのどれもが見事に実を結ばないところがある意味すごいw

  • 女子高生の米村真弓子は、放送部で一緒になった同級生・大河原くんに片思いの日々を送っていた。告白したいけどできない、そんな真弓子を見守っているのは犬らしくない犬・柴犬のベンジャミン。真弓子の大切な話し相手だ。そしてもう一人、真弓子を放っておかない存在が、なぜか彼女をライバル視する同級生のゲロサキこと藤枝美咲。自分の思いを口にできない真弓子に対して、我が道を突き進む、ちょっと?KYな女子だ。
    高一、高二、高三、そして卒業後…一途に恋心を抱きつづける真弓子。その思いにまったく気づかない大河原くん。寄り添うベンジャミン。騒ぎを持ち込むゲロサキ。やがて大河原くんには年下の彼女ができて……。
    海と山に囲まれた地方の町に暮らす、まじめで奥手の女の子の、不器用で切ない日々をかろやかに描く、なんだかとっても素敵な青春ラブストーリー!!

    いやー、めっちゃキュンキュンした!
    結構かわいいらしいのに、真弓子の恋愛奥手っぷりなところにノックダウンだよ。
    大河原君の「礼にはおよばぬ」っつーセリフもいかしてるな!
    アタシも言われたら惚れるかもしれん。
    この二人を取り巻く人物たちもみんな素敵!
    いっとう素敵なのは柴犬・ベンジャミンだけどww。
    「へへへ、あの、なんか御用で?」
    なーんて顔されたら・・・、うをを、萌え転がっちゃうだろーが!
    普通和犬って賢そうな顔つきをしているものだけれど、ベンジャミンはきっと庶民顔でまぬけ顔してるんだろうなぁ。かわいいなぁ。
    ラスト辺り以外は真弓子の恋愛模様(一部おかしな友情模様)を中心に書かれていて、でもラストは一気にベンジャミンが持って行っちゃうところがちょっと<?>と思ったけれど、もーベンジャミンがかわいくて切なくて愛おしいので許す!(えらそうだな)
    犬を飼ったことがある人は、ハンカチ片手にラストをお読みください。

  • (図)

  • 犬の関わりが中途半端

  • 山本作品は自分が大好きなそれに深い理由がないのと似ていて。
    いつのまにかハマっている。
    本作は書評の方も書かれているが、
    ペットがいると嬉しくも悲しくも
    どちらともつかない感情に持っていかれます。

    文庫本化するにあたり、本中で登場した誰かしらが主役の話が
    追加で描かれるのが山本作品の嬉しいところなのだが、
    今回はうーんって感じ。無くても良かったな。なのでその分星は減点。

    作品間リンク
    ■LOVE or LIKE(ネコ・ノ・デコ):真弓子・大河原・藤枝(パラレル?)

  • どこか冷静で、恋に不器用で、やりたいことが見つからない。
    自分と少し似ている真弓子を応援するような、見守るような気持ちで読みました。
    片想い中のちょっとしたことで浮かれたり、相手を探してしまったり、嫉妬したり。失恋して胸の苦しくて涙がとまらなかったり。
    自分にもあったなぁとなつかしい気持ちになりました。

    真弓子の冷静な心の声がくすりと笑えたり、柴犬ベンジャミンがいい味だしてます!

  • 真弓子とベンジャミンの、力の抜けたやり取りがたのしい。
    人間くさい犬ベンジャミンの言動が、愛らしい。
    不器用な真弓子と大河原くんのエピソードは、ほほえましく甘酸っぱい。
    板挟みの気持ちは、読むほうも歯がゆいが、身勝手になりきれないところも、真弓子の人のよさという気がする。

  • 実は恋愛要素はそこまで多くなかった気がしました。どちらかと言えば、真弓子の成長がメイン。
    そして、読んでいて真弓子が割りと腹黒かった。
    エンディングで犬のベンジャミン目線は泣かしにかかってとにかくつらかった。

  • いやー、失恋延長しすぎよ。笑

    真弓子は、愛犬ベンジャミンの散歩を欠かさない
    普通の女子高生。
    同じ放送部の大河原君に恋をしたものの、
    うまく気持ちを伝えられないまま失恋し、
    大河原君の彼女(圧倒的にかわいい)からデートの服装の相談に乗ってしまう始末。
    更に、学校イチ関わると面倒な女:藤枝になぜかライバル視され…
    いつも割を食ってしまう不器用な女の子のお話。

    卒業後に再開した大河原君と真弓子がくっつくストーリーを想像していたけど全然違った!

    真弓子があまりに立ち回りが下手で、
    読んでいて痛々しかったですよ。笑
    大河原君の情報を得るために、大河原君の彼女と会話するってどうよ。
    失恋こじらせすぎ!!みじめだよーそんなの。

    真弓子には、過去の栄光と失敗は忘れて、
    今をもっと大切に生きてほしい。
    そうすれば、きっともっと幸せになれる。

    ちなみに、一番延長しているのは、
    ベンジャミンだったんですね。
    あのオチは若干蛇足だったように思いますが。

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