ザンジバル・ゴースト・ストーリーズ

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 40
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396634070

作品紹介・あらすじ

写真評論家/きのこ文学研究家、飯沢耕太郎。アフリカ東岸に息吹く神秘を描く。

感想・レビュー・書評

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  • とても短い

  • アミル・アッバス・サイード氏が故郷ザンジバルの怪異譚をまとめたものの翻訳、という体の小説。勧善懲悪の因果関係とは別種のゴーストストーリーズが人間と異界との間の闇を感じさせてたいへん楽しく刺激的な本。

  • ファンタジックな幻想的な世界観。こんな風に世界が見えていた、というのはなんだかロマンチックだ。
    現実には、幽霊見て病気になったから仕事辞める、なんて、言い訳にしても酷すぎとしか思えないけど。

  • 飯沢耕太郎『ザンジバル・ゴースト・ストーリーズ』(祥伝社)いしいしんじ『いしいしんじの本』(白水社)刊行記念トークイヴェント&特別ブックフェア「シロとクロ」|企画展情報|心斎橋アセンス
    飯沢耕太郎『ザンジバル・ゴースト・ストーリーズ』(祥伝社)
    いしいしんじ『いしいしんじの本』(白水社)
    刊行記念トークイヴェント&特別ブックフェア「シロとクロ」

    飯沢耕太郎氏といしいしんじ氏、それぞれの新著刊行を記念して、お2人をお招きしたトークイヴェントを心斎橋アセンスギャラリーにて4月27日(土)開催いたします。

    タンザニアの東の海上に浮かぶザンジバル島に口承されてきたゴースト・ストーリーを蒐集したユーモラスな怪談集『ザンジバル・ゴースト・ストーリーズ』(祥伝社、2013)。「読む」「書く」という行為に身体的な側面から新しい光を照射しつつ、自身の読書遍歴を懇切丁寧にテクスト化した『いしいしんじの本』(白水社、2013)。

    肩書に捉われずさまざまな事柄に対し深い造詣をお持ちの著者たちが語る、ザンジバル島のこと、お化けのこと、書物とわたしたちの関係、写真の撮り方・見方、きのこや菌類を愛でることの意味、その他のもろもろのこと。様々な話題が飛び出す特別な会となることと思いますので、みなさまお誘い合わせのうえぜひご参加ください。

    また4月27日(土)より5月11日(土)まで、『ザンジバル・ゴースト・ストーリーズ』の黒、『いしいしんじの本』の白から連想される「シロとクロ」というふたつの色彩をテーマに、白と黒にまつわる書物をお二人に選書していただいた特別ブックフェア「シロとクロ」も同時開催いたします。

    ■開催内容の詳細
    【出  演】飯沢耕太郎(写真評論家・きのこ文学研究家)×いしいしんじ(作家)
    【日  時】 2013年4月27日(土) 17:00 スタート
    【入場料】 500円(要予約) ※開催当日、入口でのご精算となります。
    【会  場】 ギャラリー・アセンス美術 心斎橋アセンス 5階 (地図はこちら)
    お問い合わせ・ご予約は心斎橋アセンス店舗までご連絡ください。
    ご予約の際は、お名前・お電話番号・ご予約人数をお知らせください。

    【心斎橋アセンス TEL:06-6253-0185】
    ※ご予約はお電話のみの受付となります。

    イヴェント当日、飯沢耕太郎さんによるポートフォリオ・レビューの会をひらくこととなりました。プリント、写真集など、形態は問いません。作品を飯沢さんに講評していただきたい方、個別に写真について質問されたい方、この機会にぜひご参加ください。
    ギャラリーフロアにてお待ちしております。
    【受付時間:14:00~16:00 / お一人様:10分 500円】 ※ご予約不要
    http://www.athens.co.jp/gallery/event/20130427_talk_event/index.html
    take me to the airport 山口洋佑のサイト
    http://blogs.dion.ne.jp/bonfire/

  • 原作者との出会いや手紙、とてもよい。
    幽霊譚は世界共通なのだな。感じる怖さに違和感なし。
    ただあちらの幽霊は白いワンピースではなく、黒いヴェール。

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著者プロフィール

飯沢耕太郎(いいざわ こうたろう) 写真評論家
年生まれ 年筑波大学大学院芸術学研究科修了。
主な著書に『写真美術館へようこそ』(講談社現代新書、年)『私
写真論』(筑摩書房、年)、『デジグラフィ』(中央公論新社、
年)『写真を愉しむ』(岩波新書、年)、『増補 戦後写真史ノート』
(岩波現代文庫、年)、『アフターマス――震災後の写真』([共著]、
出版、年)、『キーワードで読む現代日本写真』(フィルムアー
ト社、年)ほか

「2023年 『インタビュー 日本の現代写真を語る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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