娘の結婚

  • 祥伝社
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感想 : 120
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  • Amazon.co.jp ・本
  • / ISBN・EAN: 9784396634100

感想・レビュー・書評

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  • pさんの感想を読んで、手に取った本です。

    実希の父親に対する愛情と父親の実希に対する愛情が素晴らしかった。

    さらに真くんの父親に対する愛情も泣かせるものがあった。

    どきどきする展開だけど、優しさに包まれた物語です。

    自分の娘が結婚する時は絶対に泣くことはないと思ってたけど、この本を読んだだけで泣きそうになってた。これはヤバイかも。

    • moboyokohamaさん
      フォローさせていただきました。
      フォローさせていただきました。
      2022/04/07
    • raindropsさん
      moboyokohamaさん
      フォローありがとうございます。
      確かにいい人ばかりですね。団地のご近所さん以外は。
      娘が不幸せになって欲しくな...
      moboyokohamaさん
      フォローありがとうございます。
      確かにいい人ばかりですね。団地のご近所さん以外は。
      娘が不幸せになって欲しくないってだけなんですけどね。なかなか難しい問題だと思います。
      2022/04/07
    • moboyokohamaさん
      これは結構深い人間関係というか、自分が見知った、いわばうわべの情報だけで人を判断する事の怖さでした。
      今のSNS社会では陥りやすい問題ですね...
      これは結構深い人間関係というか、自分が見知った、いわばうわべの情報だけで人を判断する事の怖さでした。
      今のSNS社会では陥りやすい問題ですね。
      つくづく注意しようと思います。
      2022/07/18
  • いい父親だぁ。
    泣けた。

    奥さんが亡くなった娘を一人で育てる父親。
    その娘が結婚することになったが、その結婚相手は昔住んでたマンションの隣に住んでいた娘より二つ上の幼馴染の子(真)
    しかし、亡くなった妻と結婚相手の母とは折り合いが悪く妻は悩んでたと…
    妻が亡くなり引っ越した後に住んだ夫婦の奥さんが自殺。
    それも結婚相手の母が原因とのこと。
    そんな相手の息子と結婚したら、娘が苦労するんではないかと悩む。

    しかし、それは全くの嘘。
    結婚相手の母がちょっと誤解されやすい性格の人。
    悪気はないけど何でも口にしてしまったりとか。
    そー言うのが積もり積もって、マンションの他の家族から疎まれてた。
    それを庇ってる父親を見て、父を守ってた真。

  • 素敵な父娘のお話しでした。

    娘が結婚する時はどんな気持ちになるのかな。
    読んでみるとわかるかな、と思いましたが、お父さん、肝がすわっててかっこよすぎ。

    肩の荷が下りた、といった言葉があるが、子供を、娘を、実希を荷などと思ったことは一度もない。
    娘は、私の生きる支えだった。

    なんか、家族に「いつもありがとう」と言ってしまいました。。。

  • 父親と、腐れ縁の大親友柴山との関係性はとても良かった。

    ただねぇ、古市さん(相手方のお父さん)、結局何十年も妻(景子さん)のまずい部分を全くケアしてこなかったのは、夫としてどうなの?と思う。

    「息子がいい子過ぎて大丈夫なんでしょうか?って、大学のゼミの先生にまで連絡取った」なんて普通じゃないし、そのことや「エロ本も無かった」とか「子供の頃もうちの息子はあなたの娘さんの尻にしかれてましたね」とかって、(16年ぶりくらいに会うから初対面ではないが)息子の結婚相手の父親に話す人って…

  • さすが、小路先生。
    男手一つで育てた娘の結婚までのお話が、ほんわり温かく、
    でも、それだけでもなく語られている。
    クライマックスで、つい涙ぐんでしまったのは内緒(笑)

  • 母親が早く亡くなり父親が一人で育て上げた娘の結婚、父親の娘を思う気持ちが溢れでていて胸が熱くなりました。

  • 結婚について考えさせられた。最後娘さんのお義母さんとなる人とどう付き合っていくんだろうと面白く読めた

  • 単純な感動話なのだろうと思いきや、
    お父さんの視点で事細かにかかれていてすごく物語に入り込めて、よかった。

  • 一見父が娘の結婚を祝う話かと思いきや、結婚相手の母が鍵となる物語。団地のご近所さんは色々あるからなぁ…と考えさせられた。佳実さんが残してくれたものは大きかったのだと思った。

  • 娘2人いるし、自分も娘だから親としても子としても泣けた
    ただ、普通に自分が子供生まれてから涙もろくなってしまっただけって可能性もある
    物語としては割とどこにでもありそうな話・設定なので、いい意味で内容がスイスイ頭に入りました

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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