生活安全課0係 ファイヤーボール

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 186
レビュー : 47
  • Amazon.co.jp ・本 (387ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396634148

感想・レビュー・書評

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  • ☆5つ!

    やや、これは面白い本ではないかい!
    初めて読む作家さん・・・と思ったら『早雲の軍配者』というセミベストセラを読んでいることが、読書コミュのデータ検索でわかってしまった。凄いね。なんとなくの記憶だけであとはDBにアクセスすれば全部ばれてしまう。凄いけど怖い世の中になたっね。
    でその『・・・軍配者』にも☆5つと書いてあった。
    わたし的には、あの人気作家とこっちの大賞作家とそっちのベストセラ作家の良いところを足して創ったみたいなナイスぅぅーな読み心地です。

    思わず声を出して笑ってしまったところがある。普段わ本の具体的内容を書くことに興味の無いわたしの感想では大変めづらしくもあるのですが、その部分をそっくりここに引用転写してみまする。

    「小早川警部ってドラえもんなの?」(本文P95)

    これわ贔屓の作家が確実に一人増えそうな予感。でもそれはこのつぎに読むこの作家さんお作品の出来栄えに大きく影響されるのであった。これがそう簡単にはトントンと調子よく進んでは行かないのが、まあむづかしくも読書は醍醐味?の有るところなのである。

  • 某田崎さんの本とは対象的に伏線が綺麗に回収されていくのでスッキリした作品。田崎さんはハゲ散らかして終わったね。。警察組織やプロファイリンクに興味が持てた

  • 杉並中央署に作られた左遷部屋「生活安全課0係」。
    市民の不安や相談に答える部署には立ちションやら迷子やらの依頼が来る。
    そこから派生した事件を解決していく小早川冬彦が最高!
    東大卒でへたれオタク。科警研からの異動。
    推理する視点や分析がすごく面白かったです。
    組織の中で空気を読んだり上司を立てたりもしない変わり者だけれど、臆することない物言いが爽快でした。
    個性的な同僚とのからみも面白く、ぜひぜひ続編を切望いたします。

  • 小早川警部のキャラクターが最高
    続編期待だ!

  • 辛辣な警部小早川の、謎解きミステリー
    科研から、現場への移動願いが無事叶い「何でも相談室」で働く。相棒の寺田高虎は、金遣い荒くがさつな男
    たちしょんべん事件や、認知症の迷子、カジノのガサ入れ、署内の密告者探しなど、からみあっった話で面白い。

    小早川の推理が炸裂。

  • ドラマ化されていたとは知らず、楽しく読めました。
    冬彦さん、とっても正直だけど、本当にいい人で、優しい人だなと思う。
    何というか、人の心がわかる人なんだなと。

    続編もあるのかー
    ぜひ読みたいと思います。

  • これテレ東ドラマの原作なんだ。読んでいる途中で気付いたよ。

  • 生活安全課0係、通称「何でも相談室」に配属された冬彦が主人公の刑事もの。ほかの刑事ものとはまた違った雰囲気が感じられて、陰湿なジメジメした空気感がなく楽しめた。冬彦はキャリアであるが、逮捕術などが苦手で0係の面々から疎んじられたが、冬彦の正確なプロファイリングや、類まれた推理能力が発揮され、放火事件解決へ貢献したのもあり、0係の面々との距離は縮まりつつあるのが良い。冬彦は不登校だったのもあり、非行少年の気持ちに寄り添ったり、迷子の女児との関わりで子どものあやし方がうまい一面もあるのがまた良い。

  • 小早川くんのKYっぷりが面白い。
    一つの事件を追うのではなくて、毎日色んな事件が起こり、同時並行で取り組んでいるのが、リアルな感じがしてよかった。

  • ミステリー小説でも書いているようなつもりで、報道で得た情報から推理し分析しただけのレポート。
    作業をしている間は本当に下心なんてなかった。
    ただ、上司の反応は小早川冬彦が想像していたものと大きく違っていた。
    レポートは念願だった現場復帰への人事異動につながり、変わり者である冬彦は嬉しさを隠せない。
    異動直後、早速住民から通報のあった不審者の話を聞くために出かけることになる。
    冬彦の相棒は寺田虎彦。
    粗野という言葉がとてもよく似合う刑事である。
    相次ぐ放火事件の捜査で知りえた情報から犯人のプロファイリングをおこなう冬彦。
    結果を捜査一課の古河に渡し、捜査の役に立とうともする。
    徐々にエスカレートしていく放火犯の心理変化の描き方がとてもわかりやすかった。
    警察の内部情報を外に漏らしている裏切り者探し。
    関係者を集めて犯人を指摘するのは、まるで金田一耕助のようで面白い。
    しかも消去法で次々の容疑者リストを減らしていく過程が楽しかった。
    先にシリーズ第2弾を読んでしまったけれど、逆にキャラクターや設定を知っていたのでとても読みやすかった。

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著者プロフィール

一九六一年、北海道生まれ。九八年に第四回歴史群像大賞を受賞した『修羅の跫』でデビュー。「陰陽寮」シリーズや「妖説 源氏物語」シリーズなどの伝奇小説、警察小説「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」シリーズ、「軍配者」シリーズ、「北条早雲」シリーズ、「土方歳三 箱館戦争異聞」シリーズなどの時代・歴史小説と、幅広いジャンルで活躍している。

「2018年 『白頭の人 大谷刑部吉継の生涯』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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