坐禅ガール

  • 祥伝社
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本棚登録 : 238
レビュー : 49
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396634391

感想・レビュー・書評

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  • 久々のランディさん。

    自意識の塊で窒息寸前の女性。
    自家中毒一歩手前。
    座禅を通して、変化していく。
    自分自身を自分で受け入れること。
    内側にむかうエネルギーを外側に向けて一体となること。
    そんなふうに感じた。

    座禅マスター アイリーンの言葉
    ー考えを深めない
     考えを発展させない
     考えを追わないようにします
    常に何かを考えている。
    考えないというのは難しい。

    なにはともあれ、
    「素直さ」というのは本当に大切なことだと
    女性の変化を通して感じた。
    素直に何かを受け取れる
    素直に感じ取れる
    歳を重ねれば重ねる程難しくなってくる。
    素直さ大事にしないといけないなぁ。

    平成26年 3月  祥伝社
    装幀:bookwall
    装画:スカイエマ

  • 久しぶりに本を読んで少し泣いてしまった。
    自分とは何なのか。欲望とは何なのか。
    迷い悩みながら自分と向き合っていこう。

    僕がどうして下記の文章を引用したのか、自分でもよくわからないけど、ひっかかったので引用します。

    “時間が経てば恋のときめきなど日常の中に消え失せる。わかっている。相手が替わっても結果は似たようなものだ。だから、適当に遊んでいればよかったのだし、そのつもりだったのに計算が狂ったのだ。
    私が苦しいのは、一緒に登っていたはずの恋愛のはしごを、いきなり相手からはずされたことだ。恋は欲望のゲームだから、先に冷めて、先に降りた方が勝ち。自分が先に冷めた時は非道なほどそっけなく相手を切り捨ててきたくせに。恋は相手を欲しいと思った時点で負け。やったことはやり返される。人生とはそういうもの。自業自得。”

  • 軽く読めるけど内容は軽くないよ。
    人の業についてふたりの対照的な女性を通して描いている。
    ランディさんは人の内面を描くのがうますぎる!
    ドロドロとした感情をこうもさらりと読ませるのはなかなか出来ないのでは?
    座禅、やってみたくなりました。

  • なんだか心が痛かった。でも、前向きにしてもらえた。自分と向き合いながらじっくり読めました。

  • 今風の軽いタイトルと装丁。それとは裏腹に心をえぐられるような内容。

    この本を読むことによって坐禅を疑似体験し、自らの妄執に気づかされる。
    人の美醜にとらわれること、それこそが欲望の象徴か。
    自分こそは、人より冷静で公平と思い込む姿が、かえって頑なな態度なのだといわれると耳が痛い。

  • いくつかよい言葉はあったけれど、ストーリー自体はそれほどでも。

    払ってもいい金額:400円

  • ただ、坐ること。
    それによって、救われる人もいれば、
    より迷っていく人もいる。

    煩悩と向き合う、二人の女性を描いた作品。

  • 久々のランディさん。
    *
    瞑想、しばらくしていないなぁ。
    煩悩まみれ。
    言葉まみれ。
    でも、まみれにまみれて生きていくのもいいかなぁ、と。

  • 読みやすく比較的短時間で読み終えることができる。

    読後感はとてもスッキリとした気分になれるのと、座禅をやってみたくなる。

  • 「お辞儀というのは、自分の我を下げて本当の自分を相手に見せること」、なるほどと感じ入りました。私はこれまで心を込めたお辞儀、相手に敬意を払うお辞儀に努めてきましたが、これからは自分の我を捨てることにも気を配りたいと思います(^-^)田口ランディさんの「座禅ガール」、2014.3発行、読後感がとても爽やかです!松下りん子、33歳、子供の頃は「出っ歯!」といじめられ、23歳の時醜い人を整形で変身させるTV番組に採用されすごい美人に。整形前も整形後も満たされない日々の彼女が「座禅」との出会いで素直な心に戻ります

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プロフィール

1959年生まれ。2000年、長篇小説『コンセント』で衝撃的デビュー。以来、人間の心や宗教、原爆等をテーマに独自のスタンスで執筆を続けている。著書に『マアジナル』『サンカーラ』『指鬘物語』等多数。

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