残りの人生で、今日がいちばん若い日

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 133
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396634568

感想・レビュー・書評

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  • 直太郎も百恵も、菜摘をもっと大切に扱ってほしいと、所々思ってしまった。 会って2回目で旅行に同伴とか娘の気持ちを無視しているし、辛い過去にさようならしてという菜摘の回復を願っての旅行なら、尚更、父と子2人で行くべきだったんじゃないか?なんて

    大人になると、お付き合い開始までの期間が物凄く短い事が多いかと思うが、直太郎と菜摘の恋がゆっくり始まっていく所は、良かったです。

  • 題名に惹かれて読んでみたが。
    ポイントがひとつに絞られていなくて、そのせいでまとまりのない印象。
    若い作家の卵は、登場する必要性はあったのかしら?

  • そう繋がるのね
    ちょっと性急過ぎるかな・・・と思ったけど、
    気にならないくらいよかった
    悪い人がいないし

  • 39歳のバツイチ子持ち編集者と39歳独身書店員の大人のラブストーリー。大人の恋はゆっくりゆっくりと進んでいくのです。素敵でした。タイトルが特にいいですね。遅くない!って応援してくれているようです。

  • タイトルどおり折り返し過ぎて毎日若い日

  • p.200

  • 静かな話。他に読むものがなくて、少しずつ読み進んだ感じ。

  • しんしんと降り積もる雪のような、それぞれの人生。家族や恋愛、精神の病なども、平熱で描かれているのがいいな。無理に答えに導かれない。
    色々あるけど懸命に生きている、人間がいじましく愛おしい。

  • 僕にとっても、あなたにとっても、残りの人生で今日がいちばん若い日なんです。とにかく今日がいちばん若い日なんですから。なんかいい話です。みんな幸せになって、欲しいです。

  • 盛田隆二さんの小説はいつも、心に食い込んでくるようだが、この新作はやや薄味な感じ。読みやすいとも言えるし、物足りないとも言える。

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著者プロフィール

一九五四年、東京生まれ。九〇年『ストリート・チルドレン』で野間文芸新人賞候補、九二年『サウダージ』で三島由紀夫賞候補。『ぴあ』の編集者を経て、九六年より作家専業。二〇〇四年に刊行された『夜の果てまで』は三十万部超のべストセラーとなる。著書に『残りの人生で、今日がいちばん若い日』(祥伝社文庫刊)、『いつの日も泉は湧いている』『蜜と唾』など多数。

「2020年 『焼け跡のハイヒール』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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