下山事件 暗殺者たちの夏

著者 : 柴田哲孝
  • 祥伝社 (2015年6月24日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396634704

下山事件 暗殺者たちの夏の感想・レビュー・書評

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  • どこまでが真実で、どこからがフィクションなのか…
    昭和の未解決事件「下山事件」に焦点を当てた作品。この「下山事件」、最近まで全然知らなかった。同じ作者の「Mの暗号」を読んだ時に触れていたので、もっと深く知りたいと思い、読んでみたが、史実を調べながら読んでも、どこまでが事実なのか、いまいちよく分からず、何となく消化不良…実際に未解決の事件なので、どれくらいか分からないけれど、作者の「他殺説」の思い込みは含まれているはず。でも、その線引きが分からないのは、作者の巧さなのか?私の読み込みの甘さなのか?

  • ★2018年1月26日読了『下山事件 暗殺者たちの夏』柴田哲孝著

    月初に読んだ『下山事件 最後の証言』柴田哲孝著の続編というよりも、小説版。最後の証言は、著者が取材した内容をルポの形で多面的な観点からある程度公平に初代国鉄総裁下山氏の死を自殺説と他殺説双方から検証して、最終的には他殺説を支持していた。

    今回読んだ暗殺者たちの夏は、一転他殺説を前提に小説形式で事件の背景から関わった人物、事件の経緯、総裁の思いまで丁寧に描き切っている。

    主要関係者がほとんど死去したこの時期まで待たないと書けなかった作品、それだけの想いを込めて書かれた作品と感じた。

  •  人名が多くて覚えられなくて、読むのが大変で1ページ2分くらい掛かった。半分ノンフィクションみたいな小説なので、資料性がある分エンタメ性が低いのではないだろうか。下山総裁が殺される場面が生々しくて怖かった。戦争で人を殺していた人が戦後暗躍している感じも生々しかった。他殺説を封殺するために人事異動をして骨抜きにするところがすごくリアルだった。柴田先生のノンフィクションの方も先に読んでおり、下山事件はもうお腹いっぱいだ。

  • 2017.7.4読了。下山事件、闇深すぎ!

  • 凄まじい話だった。ノンフィクションよりもある意味リアル。

  • この本は小説である。しかし、限り無くノンフィクションに近い。下山総裁がなぜどのように謀殺されたかという詳細が描かれている。戦後の日本の暗部を描いている。

  • 2016 3.19

  • 2016_03_05-0025

  • 時の国鉄総裁が暗殺された事件とだけ知っていたが、こんな裏事情があるとは知らなかった。多くの関係者があの世に行ってしまったので書けるようになったのだろうな。戦後の混乱期とはいえ、こんな無法がまかり通るというのは恐ろしい。犯人検挙にはいたらなかったものの、件の商会がさっさと解体されたのかどうかが気になる。

  • 「下山事件」は聞いたことはあるが詳しく知らない。
    そんな状況だったが、新聞書評で気になり、読んでみた。
    事実の積み上げから小説としてまとめられている。
    おそろしいとしか言えない事件だ。
    利権のために人を殺すこともそれを隠すために証拠を用意したり、圧力をかけたり…一体なんなんだろう…。

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