女神めし 佳代のキッチン2

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 249
レビュー : 46
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396634780

感想・レビュー・書評

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  • 原宏一さんの本の中でも『ヤッさん』と並んで好きな作品です。
    『佳代のキッチン』その第2弾。

    厨房車を駆って、日本全国を渡り歩く佳代。
    あいかわらずパワフルで魅力的。

    前回は両親探し(少々すっきりしない最後でしたが…)
    今回は松江のおばあちゃんと約束した、調理屋支店の候補者探しが軸。

    一番の楽しみであるお料理は、前作の方が好みだったかな。
    でも面白かったです。

    特に#女神めしと、が印象的。
    #女神めしではサーファーである洋の、
    夢は誰かに言われてあきらめてはいけない。
    自分で納得してからじゃないと。
    といった感じの言葉に、「おっ!」っとなりました。
    そうじゃないと、ずっと引っ張ってしまうことになりかねないからね。

    #ツインテールの沙良
    まさかここで新しい家族になって完結?
    いや、まだ旅は続きます。
    でも、また出会いそうな予感。楽しみです。

    前作を読んだ時に思ったこと。
    「佳代のキッチン、私の街にも来てくれたらいいのに…」
    今回も全く同じ感想。
    ということは、ほとんど進歩してないなぁ…私。(笑)

    • azu-azumyさん
      杜のうさこさん、こんにちは~♪

      原宏一さんの本もまだ読んだことがありません。
      面白そうですね~
      ぜひ、読んでみたいです♪
      杜のうさこさん、こんにちは~♪

      原宏一さんの本もまだ読んだことがありません。
      面白そうですね~
      ぜひ、読んでみたいです♪
      2016/01/20
    • 杜のうさこさん
      azu-azumyさん、こんばんは~♪

      ぜひ読んでみてください!
      佳代と弟の関係もいい感じなんです。
      美味しそうなお料理もいっぱい...
      azu-azumyさん、こんばんは~♪

      ぜひ読んでみてください!
      佳代と弟の関係もいい感じなんです。
      美味しそうなお料理もいっぱい出てきて、
      お腹すきますよ(笑)
      そういえば今回はミャンマー出身の方のお料理もありました。
      azu-azumyさんならご存じかも♪
      2016/01/21
  • 全国の港町を巡る移動調理屋さんとして、
    地元の食材をいかよぅにも調理しながら、
    併せて、地元の人々との触れ合いを描く、
    シリーズ2作目となりますが…、

    その旅の目的(お話の主軸)が、
    前作では、失踪した両親捜しでしたが…、
    本作では、新たな共同事業主捜しとなり、
    前作以上に調理屋さん稼業が板についた、
    佳代さんのお話が読めて、良かったです。

    本作の最後では、
    今後への、大きな転機がありましたが…、
    果たして、次回作は、
    どぅいう風に展開していくんでそぅか…?
    もろもろ期待して、待ちまそぅ…(^_^)

  • (2015/11/19読了)
    星4つはおまけ。3.5ってところかな。
    第一弾を既読なので、読んでみることにしました。といっても、移動車で調理屋をやっていることしか覚えてなかったけど。
    松江→氷見→船橋→伊豆下田→尾道→佐賀関→五島列島と、調理する車に改造した軽自動車で、どうやら一般道で移動して、寝起きもこの車の中。行き着いた場所では、許可なく火を使っているし、現実的に考えると無理な設定。まぁそこんとこは物語なので気にせずに。
    私自身が旅好きなので、見知った場所が多く、寄り添って読むことができ、行ったことのない五島列島には、行ってみたくなりました。
    主人公・佳代の「お相手」的な男性もそれぞれの場所に登場し、佳代が熱を上げるのではないけど、女版寅さんって感じもしました。
    最終話では、信頼している人が亡くなったりなので、ここで結婚、物語も終着かと思いきや、まだまだ第三弾へと続く気配が濃厚です。出たら多分読みます。

    (内容)
    新鮮な食材とともに持ち込まれる、ちょっとした厄介事。移動調理屋・佳代が、心にしみる一皿で美味しく解決?幸せの味を届けに、キッチンワゴンは全国を走る!

    (目次)
    第一話 港町へ …富山県・氷見
    第二話 女神めし …静岡県・下田
    第三話 ミンガラーバー! …千葉県・船橋市
    第四話 砂浜の夢 …広島県・尾道
    第五話 ママンのプーレ …大分県・佐賀関
    最終話 ツインテールの沙良 … 長崎県・五島列島、福江島半泊

  • 前回は両親捜し、今回は、佳代のように調理屋を始めたい人に、松江のばあちゃんからの支援を届けるという話がテーマになっています。
    今回は港町を移動していくので、魚介めしのバリエーションが楽しめます(といっても食べられないけど)
    今回もさまざまなひととの出会いが楽しい。アランにはびっくりなことを言われるし。調理屋をするのにふさわしいか、佳代がプロとして、査定していくところも面白かったです。

  • 佳代のキッチン、第2弾。
    両親探しの行脚も一区切りついて、どういう風に続くのだろうと思ったら、発展編…ともいえる内容だった。
    魚介めしが売り物だからという事もあるけれど、日本全国の漁港のある街に立ち寄って、調理屋を続けて行く。
    おいしいものが繋ぐ、人と人。
    きれいな海を想像し、海風に吹かれて街道を車で走る様子を想像し、旅に出たくなる。

    佳代は、決して悟ったような人間ではない。
    意外に打たれ弱い面もあり、気の短いところもある。
    酔って弟に電話して愚痴ってみたり。
    しかし、相手の話をきき、思いやり、一生懸命考える…
    ちょっとほだされたり、美人だから言い寄られたりしながらも、矢じろべえのように揺れた後は元の真っ直ぐに戻って、自分の道を大切にしよう、と決意を新たにする。
    そんな所に好感が持てる。

    『港町へ』
    能登半島の港町、「氷見」
    手ごわいクレーマーの飯島さんの事情とは。

    『女神めし』
    伊豆半島の下田から、「多々戸浜」
    プロのサーファーを目指す海斗と、仲間たち。
    50男の、元プロサーファーの洋(よう)さんとの出会い。

    『ミンガラーバー』
    千葉、船橋漁港。
    ミャンマーからの留学生から、故郷の料理を頼まれて…
    頑張り過ぎる留学生たちと、一代で財をなした元漁師の真鍋夫妻との出会い。

    『砂浜の夢』
    瀬戸内海に面した尾道。
    土産物屋を営む松浦一家との出会い。

    『ママンのプーレ』
    関さばで有名な「佐賀関」(さがのせき)。実は大分県にある。
    ヒッチハイクで旅をしているフランス人の大学生アランとの出会い。

    『ツインテールの沙良』
    松江のばあちゃんの心のふるさと、五島列島の「福江島」
    東京からUターンしてきた父と子。

    第3弾はあるのでしょうか?
    いろいろ事情も変っていくとは思うけれど、あったらいいなあ。

  • 「佳代のキッチン」の続編。
    今回は『松江のばあちゃん』の依頼による「佳代のキッチン」の支店を任せる人材探しの旅。
    佳代の行くところ行くところに人生の岐路に立つ人、再出発を考える人が現れるので、彼らのうち誰に白羽の矢を立てるのかがテーマ。

    佳代の滞在期間が短いので物足りなさはあるが、相変わらず料理はおいしそうだし、それぞれの話も楽しめた。
    終盤に転機が起こるので、更なる続編があるのか、気になる。

  • +++
    新鮮な食材とともに持ち込まれる、ちょっとした厄介事。移動調理屋・佳代が、心にしみる一皿で美味しく解決?幸せの味を届けに、キッチンワゴンは全国を走る!
    +++

    各地の港で取れた魚介を使った魚介飯をきっかけに調理屋の存在を知ってもらい、持ち込まれた食材で依頼された料理を作る佳代。魚介飯は各地で評判を博し、どこへ行っても順調にお客さんが増えていく。地元の人たちとの交流で人脈を広げ、ちょっとした厄介ごとの解決のお手伝いをしたり、人助けをしたりしながら、佳代自身もたくさんの人たちに助けられて旅を続ける。各地に調理屋を広めようという松江のばあちゃんの支援を受けて、新たに調理屋を始める人も出初め、すっかり軌道に乗ったようである。そんなときに松江のばあちゃんの訃報が。ばあちゃんの気持ちに応えるためにも、佳代はこれからも全国各地を厨房車で走り抜けるのだろう。お腹が鳴り、胸が熱くなる一冊だった。

  • 港町での出会が調理販売という足跡として残っていく形になった2冊目。最後のエピソードは駆け足過ぎ。もう少し書いてもよかった。いや、3冊目への伏線か?

  • 佳代のキッチンシリーズ 第2弾

    第一話 港町へ
    第二話 女神めし
    第三話 ミランガラーバー
    第四話 砂浜の夢
    第五話 ママンのプーレ
    最終話 ツインテールの沙良

    北海道ニセコで、両親探しの決着をつけた佳代は、調理屋の仕事を生きがいとして、新たな出発を切る。

    お世話になった松江のばあちゃんから使命を受け、調理屋の発展に努めるべく、全国を周る。

    富山県氷見市、伊豆下田、船橋、尾道、佐賀関、五島列島の福江島。

    ミャンマー料理に触れたり、調理屋の新しい仲間が増えたり、プロポーズされたり、ばあちゃんとの別れがあったり。


    第3弾はどうなるんだろうと期待に胸膨らませ読了。

  • 調理屋 佳代の旅の第二弾
    恋の味付けをして 食べ物だけじゃない
    面白い仕上がりになってました。
    もう少し 続きそうです。
    松江のおばあさんが亡くなって
    佳代の結婚で結末かなぁ

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著者プロフィール

1954年、長野県生まれ。早稲田大学卒業後、コピーライターを経て、97年『かつどん協議会』でデビュー。鋭い風刺とユーモアで描く独特の作風で話題に。07年、ある書店員の熱心な応援で、2001年に文庫化した『床下仙人』がブレイク。09年、グルメのホームレスが人助けをする人情小説『ヤッさん』が、15年には『握る男』がベストセラーになるなど、時代を超えてヒットを連発する人気作家。

「2018年 『穢れ舌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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