スーツケースの半分は

著者 :
  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396634810

感想・レビュー・書評

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  • 真っ青な空の様な青いスーツケースを巡る、心がホッと温かくなる連作短編集。
    旅に行く喜びと、半分はお土産を詰めて帰る幸せ。
    スーツケースはそれぞれの人生のお供だね、なんて思う(^^)

  • 本のカバーに惹かれて手に取りました。
    すごく素敵な物語に出会えたことに感謝です。
    読み終えてから、私も旅に出たくなりました。


  • 私もいつかひとり旅をしたいという気持ちに奮い立たせてくれる一冊でした。

  • 旅行の話をした後に、こうも旅の本に導かれてしまうものなのかというくらい、今回借りた本は旅行の本ばかり

    いろんな諸事情で、旅行というものにめっきり行けてない。前は国内も、なんなら海外も行ってたのになぁ
    もちろん楽しかった思い出ばかりじゃない
    熱中症にかかったこともあるし、台風で身動きできなくなったこともあった
    それでも無事に帰ってきて、今ここにいる

    いろんな国や場所でいろんな出会いがあって、笑顔と思い出ができて、それらが重なってかけがえのないものになる

    怖がらずに、また、旅に行けるようになりたい

  • 2023/1/8読了

  • このお話大好きです。
    悪い人もたまにいるけど、優しい人が多くて安心します。
    このお話に出会えて本当に良かったと思います。

  • 幸運のスーツケース!関わった人に幸運をもたらしてくれる。今は、コロナで旅することは困難だけ
    目の覚めるような青いスーツケースを買って沢山の旅の思い出を積み込みたいなあと思いました。

  • 愛される道具にはストーリーやエピソードがある。
    そんな愛する道具を持っている人は多分、
    それだけでちょっと幸せそうだな・・・なんて思う。
    気づいていないことも少なくなさそうだけれど。

  • 読んでいて色々な国を旅した気分になったし、スーツケースにまつわるエピソードがどれも素敵で、読み終わったあとほっこりした。もう一度読み返したい。

  • 「幸運のスーツケース」と呼ばれる青いスーツケースにまつわる短編集。
    .
    *購入するであろう誰かに宛てた幸運を願うメッセージ。
    *1つのスーツケースが友人たちにバトンされていくこと。
    どちらも素敵です♪
    人生をハッピーなものに変えていくのは、ほんの少しの勇気ときっかけ。
    読了後の爽快感が良い。元気がでる一冊です!

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。1993年『凍える島』で「鮎川哲也賞」を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で、「大藪春彦賞」を受賞。「ビストロ・パ・マル」シリーズをはじめ、『おはようおかえり』『たまごの旅人』『夜の向こうの蛹たち』『ときどき旅に出るカフェ』『スーツケースの半分は』『岩窟姫』『三つの名を持つ犬』『ホテル・カイザリン』等、多数発表する。

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