ふたりの果て/ハーフウェイ・ハウスの殺人

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 58
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (391ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396634827

感想・レビュー・書評

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  • 転落事故に遭い、姿を消した妹の彩子を探す健一。「ハーフウェイ・ハウス」と呼ばれる、隔離された学園で暮らす少女アヤコ。ある日、アヤコの兄を名乗る男が現れ、「ハウス」の秩序は崩れてゆく。やがて、殺人事件が発生し…。

    複雑な構成のミステリーで、中盤以降の驚愕の展開には驚かされた。ミステリー通が注意深く読めばどこかに矛盾があるのかもしれないが、少なくとも私は気がつかなかった。ただ「眠りの牢獄」を読んだ時もそうだったけれど、もう少しオチに鮮やかさがあれば…。
    (B)

  • 腹違いの妹を探す青年の物語「ふたりの果て」。奇妙な学園で生活を送る少女の物語「ハーフウェイ・ハウスの殺人」。二つのパートを織りなしながら紡がれるミステリ。
    どちらも面白いのだけれど。やはりSF的な仕掛けを感じる「ハーフウェイ・ハウスの殺人」の方が謎としては魅力的です。こまごまとした伏線パーツも実に意味ありげで。そして起こる殺人の動機にもあっと言わされました。
    そして二つの物語の繋がり……さて、これはどっちがどっちなんでしょう。この謎はさすがに解けないかも。

  • 今ドラマ放送されてる、私を離さないでにすごく似てませんか?
    物語自体は全く違うものだけど、ハウスの設定が全く同じ。
    読み始めてこれはあのドラマ?と何回も思いました。

  • 「ハーフウェイ・ハウス」とよばれる学園に22人の生徒と共に、決して外に出る事ができず隔離された生活を送るアヤコ。社長である父が久しぶりに訪れ、一人娘の彩子が自殺未遂により、会社を継ぐことが出来なくなったため、後を継ぐよう言われた、非嫡出子である健一。ふたりの視点で交互に語られる。読むごとに出てくる違和感。それを解消させてもまた新たな違和感が現れて…どう交わるか楽しみに迎えたラストに「そうきたか!」となったけど、強烈なモヤモヤが残るのは登場人物の最悪なクズっぷりによるものか…?

  • 途中でやめた。

  • 鬼才・浦賀和宏の久々の名作。
    絡みあう「ふたりの果て」編と「ハーフウェイ・ハウスの殺人」編,予想を上回る結末。

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著者プロフィール

1978年神奈川県生まれ。98年、「記憶の果て」で第5回メフィスト賞を受賞しデビュー。2003年刊行の『彼女は存在しない』が、書店員の応援を受け20万部を超えるベストセラーになる。同シリーズとして他に『彼女のため生まれた』『彼女の幸せを祈れない』『彼女が灰になる日まで』がある。

「2017年 『ifの悲劇』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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