ヒポクラテスの憂鬱

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 477
レビュー : 94
  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396635046

感想・レビュー・書評

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  • 法医学教室シリーズ第2弾。
    〈コレクター〉と名乗る謎の人物の書き込みから、事故や自殺で処理された案件を、法医学教室のメンバーと古手川刑事が追う。

    連作短編になっていて読みやすい。前作よりキャラも定まってきて、安心して読める。
    真琴先生&古手川刑事の若いコンビの暴走を、光崎&渡瀬の老獪コンビが何気なくフォローしつつ、最終おいしいとこを攫っていくという構図が分かりやすくて好き。
    そして真琴先生と古手川刑事の関係が今後どうなって行くのかも気になるところ。

    今回も自殺だったり殺人だったり、真相はいろいろだけど、残された者、特に自殺とされた遺族たちの哀しみややり切れない想いが切ない。

  • 光﨑教授の出番は前作よりは控えめな感じではあるけれど肝心な所で登場し、場を攫って行くのはお約束になるんだろうか?(真打ち登場。みたいな感じ。)
    古手川刑事の上司である渡瀬と組めば太刀打ちできる人いないな。
    今回は「コレクター」と自称する人物からの県警へのメールを軸にした短編集。
    今回の犯人たちは殆どが自己中な理由ばかりでイライラした。特に「熱中する」の犯人に。
    最後の最後「コレクター」の正体が判るのだが私は最後まで判らなかった。
    素直に「えっ」って素で驚いた。
    前作もそうだけれど主人公たちの近しい人が犠牲になるのは辛いね。
    そして真琴と古手川刑事の距離が少しずつ近づいているのが意外だった。
    この作品に恋愛が少し絡むなんて思いもしなかったから。

  • 連作短編。大好物の法医学ミステリー!ヾ(* ̄▽ ̄)ノw

    アイドルの少女が、3万人の観客の目の前でコンサート会場のステージから落下して即死。
    埼玉県警のホームページには、“コレクター(修正者)”と名乗る人物から謎の書き込みが・・・
    キーワード「コレクター」♡そそるでしょ?w

    刑事・古手川和也、法医学教室の権威・光崎教授をはじめとし、キャシー、真琴が謎の解明に挑む!
    古手川の上司・渡瀬もいい味出してますよ~♪

    そして問題の「コレクター」は意外な人物・・・んんっ!?いやいや、意外や意外な人物で・・・。

    やるせない幕切れ・・・美味しいぞ渡瀬!w
    頑張れ和也!頑張れ真琴!♡

  • 話としては面白いが、現実にはどうしたらいいのだろう。

  • 何気に中山七里強化月間。
    前作の「ヒポクラテスの誓い」がやたら面白かったので、思
    わず続編をハードカバーで購入。本日よりWOWOWでオンエ
    アされたドラマが始まる前に、無事に予習完了!

    前作同様、読み応え抜群の法医学ミステリー。
    新作も連作短編なのだが、全てのストーリーに共通のキーワ
    ード「コレクター」が絶妙に絡み、ちょっとした長編を読了
    したような手応えが。そして登場する“遺体”の状況もバラ
    エティに富み、起こる事件も謎がさらに深くなっている。
    さらに主人公の医師・栂野真琴と、中山七里作品のロースタ
    ーである刑事・古手川和也の間にロマンスの予感が。いやぁ、
    全部入りだな、この本♪

    もしかしたらこのシリーズ、医療ミステリーの大定番になる
    可能性大。法医学をテーマにした他作品と比較しても、完成
    度は群を抜いて高い気がする。次作が出たらすぐ読んじゃう
    な、きっと。

    ・・・WOWOWの連続ドラマWについてはまた稿を改めて。

  • 法医学

  • ヒポクラテスシリーズ第二弾。

    栂野真琴、古手川刑事、キャシー、光崎教授

    ヒポクラテスの誓い「また、どの家に入っていくにせよ、全ては患者の利益になることを考え、どんな意図的不正も害悪も加えません」

  • 登録漏れだったっぽい。一話をみて、あれどっかで読んだ気が……となった。

  • 説明
    内容(「BOOK」データベースより)
    “コレクター(修正者)”と名乗る人物から、埼玉県警のホームページに犯行声明ともとれる謎の書き込みがあった。直後、アイドルが転落死、事故として処理されかけたとき、再び死因に疑問を呈するコレクターの書き込みが。関係者しか知りえない情報が含まれていたことから、捜査一課の刑事・古手川は浦和医大法医学教室に協力を依頼。偏屈だが世界的権威でもある老教授・光崎藤次郎と新米助教の栂野真琴は、司法解剖の末、驚愕の真実を発見する。その後もコレクターの示唆どおり、病死や自殺の中から犯罪死が発見され、県警と法医学教室は大混乱。やがて司法解剖制度自体が揺さぶられ始めるが…。


    前作『ヒポクラテスの誓い』に続く第2弾、6話からなる連作短編集。
    前作は3年前に読んだからなのか はっきりとは内容を思い出せません。
    〝コレクター〟の正体を知りたくて読み進めましたが あれ?この人?っていう感想でした。

  • 軽めミステリ
    かかった時間120分

    法医学教室を舞台にした司法解剖ミステリ。中山七里はストレスなく読めるし、爽快な面白さがあるので好きだ(ヒートアップ?は多少グロかった気がするが)。

    まあ、期待値どおりの面白さ。

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著者プロフィール

中山 七里 (なかやま しちり)
1961年生まれ、岐阜県出身。男性。幼少の頃から読書が趣味で、高校時代から執筆を開始。花園大学文学部国文学科在学中に江戸川乱歩賞に応募したこともあった。
就職後は執筆から離れていたが、島田荘司を生で見た体験から執筆活動を再開。2009年、第8回『このミステリーがすごい!』大賞で『さよならドビュッシー』と『災厄の季節』の2作が最終選考にダブルエントリーされ、前者で大賞を獲得して48歳で小説家デビュー。後者も、「読みたい!」との声が続出したため、『連続殺人鬼カエル男』と改題し、2011年に文庫本として出版される事となった。
代表作に『さよならドビュッシー』などの「岬洋介シリーズ」、『贖罪の奏鳴曲』にはじまる「御子柴礼司シリーズ」。多くの作品が映画・テレビドラマ化されている。

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