あなたのための誘拐

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 207
レビュー : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (408ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396635053

感想・レビュー・書評

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  • あぁ、ありえない…、あってほしくない。

    ”あなたのため”って、そういうこと…
    あぁ、見事にだまされた。

    最初、サブタイトルに「?」となったんですが、
    それ以上深く考えなかった。
    ゲームマスターとの知恵比べと、スピード感あふれる展開にページをめくる手が止まらなくて、
    その点はすごく面白かったんです。
    ただ、残酷な描写に読み飛ばすこともしばしばで、
    別な形でのゲームマスターとの勝負だったら、もっといいのにと思ったりもして。

    犯人捜しものを、多数読んでいるにもかかわらず、
    大抵著者の思うつぼにハマってしまう。
    でも今回はひっかからないぞ。犯人は絶対にあの人だ!と確信していたんですが。

    そうだったのか…
    う~ん、犯人の正体も、犯行の動機も、受け入れがたい。(はずれたからではありません・笑)
    せめて少しでも救いがあったらよかったのになぁ。
    これは”愛”ではなく、”執着”
    こんな結末は嫌だ…完敗。

  • 傑作!

    ゲームマスターと名乗る誘拐犯と刑事のお話。

    第一の誘拐事件でゲームマスターを取り逃がした刑事が、警察を退職した数年後に身代金受け渡し役に指名される。
    それもあのゲームマスターから…

    いや〜、これは面白いっす。
    ありがちなサイコキラーの誘拐物かと思ったら、なかなかのどんでん返し。

    何より話のテンポが良くて、何?この後どうなるの?って興味が途切れない。そして読みやすい。

    結構この人の作品読んでますが、心理戦や犯人当て的な筋書きなのに変にこねくり回さないので好きなんだよなー。

    その著者の本の中でも一番の作品だと思います。

    これはサスペンス好きに読んで欲しい一冊です。

    猛烈にオススメです!!

  • 驚くほど緻密に練り上げられた計画…知念実希人の底力を見た気がします。いつもの医療知識を封印しているのが、あるラインを越えた印象。中盤までに最高潮に盛り上がり、テンションの維持を心配しましたが杞憂でした。最後まで怒涛の如く繰り広げられる誤解と新事実、緊張感。目まぐるしい展開に圧倒されっぱなしでした。有り得ないラストには驚きましたが、それはそれで満足です。実は表紙に秘密があります。私は最初からそれに気づいていたのに、真実には気づきませんでした。完敗です。御見それしました。

  • 「あなたのため」なのか?
    「じぶんのため」に犯罪を犯したのでは。
    サイコパスになった理由が分からない。弱い。
    父親への歪んだ愛情か。犯人を追っている刑事と浮気をしている父親のギャップか。
    最後ぞっとはしたが、疑問も起きた。

  • ゲームマスターと名乗る誘拐犯からの犯行声明が事件の始まり。

    4年前の事件で警察を辞めた上原が再びゲームマスターとの対決を迫られる。
    すごく巧妙なトリックとストーリーで一気に読み終わりました。

    誰が犯人かと推察しつつ読んでいましたが、思っていた謎と動機もなるほど、といった感じ。

    おもしろかったですが、結末が自分好みではなかった…。
    そんなことあるかなあ?と。

  • 四年前の誘拐事件とそっくりの誘拐事件。犯人は同じなのか、主人公に執着するのはなぜか。
    「ゲーム」というほどのゲームでもなく。真相には途中で気付くが、ひどすぎてそうであってほしくなかったもの。読後感悪し。

  • ヤバい!めっちゃ面白かった!!面白すぎて、もったいないので2日間に渡らせたけど、ほぼ一気読み!w

    ラスト間際で、げげげ~~っ!これはもしかして、相当ヤバい展開では・・・と思ったら案の定~~!!!

    でもね、知念さんにはこういうお話を書いて欲しくないのよね。だってお医者さんなんだし。。。
    こういう救いのない話は他の作家さんに任せて欲しいわー。

    楓も、他の女の子も、可哀想すぎるもの。悲しいわ。。。

  • 誘拐の目的は序盤から察することができたけど、後味悪い話だった。頭いいみたいだし殺さなくてもいいゲームの方法があったのでは?

  • 読了! 読む前から覚悟していたし、むしろ堪能するくらいに騙された!
    エピローグまで読んだあなたは、必ずページを戻って驚くだろう。こんなにも大胆に伏線は貼られていたのかと…。読者はひたすら「あなたのための誘拐」を体験させられていたのかと。。

  • 犯人の正体はサプラーイズ!なんだろうな。
    表題、サブタイトル、警察事情の把握、真悟さんの行動筒抜け状態、五角形、、いろいろ伏線はありましたね。

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プロフィール

知念 実希人(ちねん みきと)
1978年、沖縄県生まれ。医師。2011年、第4回ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞した『誰がための刃 レゾンデートル』で作家デビュー。その他の作品に『螺旋の手術室』(『ブラッドライン』改題作)、『優しい死神の飼い方』(死神シリーズ)、『天久鷹央の推理カルテ』シリーズなどがある。

知念実希人の作品

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