密室 本能寺の変

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396635152

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  • 2019.8.8 読了


    本能寺の変。
    信長が殺されるんですが、
    誰が殺したのか?

    誰も入れない密室で 信長が殺された。

    なかなか新しい話。
    かなり読みやすかった。

  • わずか三十人の警護で本能寺に入った信長。周囲は敵だらけで、彼を慕う光秀は「このまま誰かに討たれるくらいなら、いっそ自分の手で」と謀反を決意する。しかし彼が本能寺に着いたときには信長はすでに密室で謎の死を遂げていた…
    なんといっても設定というか、光秀と蘭丸の目から見た信長と彼を取り巻く状況が興味深く面白かった。
    密室トリックは捨てネタも含めて脱力系だが、後半に次々と容疑者が自白するところはなかなかよい。読みやすいラノベ時代小説。

  • 本能寺の変の真相を首謀者のはずの明智光秀が探偵として解く。トリックとしては今ひとつのものばかりであるが、今なお不明の本能寺の変の首謀者?の可能性はこんなにも多様なのかと面白く読めた。

著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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