ねこ町駅前商店街日々便り

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 138
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (456ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396635374

感想・レビュー・書評

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  • ローカル線の終着駅根古万知。地元の人はねこまちと呼ぶ。そんなことから猫の町として話題になったことがあるけれど、今は寂れて、駅前商店街はシャッター街となってしまった。その商店街を一匹の猫とひょんなことから飼い主となった愛美が救う。いや救うべく人々と関わっていく。
    ローカルなさびれいく商店街は日本のどこにでもある風景となっていますが、活性化するためのヒントを提供している本でもあります。ちょっとした謎解きもあり、楽しませてくれます。
    なんといっても、読後は活力が湧きます。読んでいる途中から応援してしまいました。
    愛美が作る料理でおいしそうなものが紹介されていたので食べたくなりました。今度作ろうと思います。

  • ローカル線終着駅・根古万知。「ねこ町」の愛称で親しまれつつも、実際にはシャッター商店街を抱えて路線も廃線寸前。そんな中、現れた猫をきっかけに町おこしに励む人たちの物語。もちろん、猫好き一押し(笑)。
    あれやこれやの企画を立てて町おこしをする人たちの活動は、楽しそうでいいのだけれど。その一方で、滅びゆく街をそのままに、静かな生活を送りたい人もいるのだということはあまり考えなかったなあ。なるほど、そういう考え方もあるのだな、と思いました。誰にとっても良い解決、というのはなかなか難しいことなのだけれど。でもやっぱり、こういう町がなくなっちゃうのは寂しいことだよねえ。

  • 柴田よしきさんの「ねこ町駅前商店街日々便り」、2017.11発行です。ローカル線終着駅根古万知(ねこまんち→ねこまち)駅とその駅前商店街を舞台にした物語。ノンちゃんと名付けられた不思議なねこの一日駅長から始まる町の活性化への道のりが描かれています。少し奥まった村、古根子(こねこ)集落も参画してきます。若者たちの頑張りに店主たち年寄りが引っ張られていく・・・、清々しい読後感です。シャッター商店街の再生、あたかも時間の流れに抗うがごときですが、老いてゆくことに対する前向きな姿勢のようにも感じましたw!

  • 寂れた終点駅のねこまちに離婚して戻ってきた愛美と、ふらりと現れた猫ノンちゃん。
    前半ややまどろっこしい感があったけど、後半の町おこし、愛美と慎一の関係あたりはよかった。

    おまけ
    慎一、信平、晋一、は別の名前でよかったのでは?

  • ローカル線の終着駅根古万知駅の駅前のさびれた商店街を舞台に、ちょっと何かを諦め始めていた人々の前に現れた一匹の猫。それがきっかけとなり商店街の再生をしようと再び人生を生き直し始める人々の物語が爽やかに描かれる。読後は気持ちいい。

  • 地方の町の寂れていく商店街に活気を取り戻し、町の子供たちにもふるさとの思い出を残してあげたいと願う主人公が奮闘する話。

    話の途中に出てくる限界集落での電気もガスもない暮らしが、印象的でした。

    ちょっと長すぎるかなという印象でしたが、読後感は良い1冊です。

  • 2018.0603読了 図書館
    シャッター商店街になって久しい駅前商店街。
    そこにやってきた一匹の猫が、商店街の人々を変える⁉️

    諦めない気持ちと、ちょっとしたアイディア、もちろん上手くいくことばかりではないけれど、やらないで後悔するより、やらないよりマシ、という気概は大事かと。

  • 町おこし、って言うほど簡単ではない。でもどうにかしたい。
    そんなとある商店街のお話。

    ねこかわいい。

  •  ファンタジーです。町おこし小説と思うと、ちょっと都合がよすぎて。

  • セリフ部分が長すぎる。
    この内容なら半分の厚さでできたのでは。

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著者プロフィール

1959年東京都生まれ。青山学院大学卒。1995年『RIKO――女神の永遠』で第15回横溝正史賞を受賞しデビュー。本格ミステリー、サスペンス、伝奇小説、ファンタジーなど多彩な作風と旺盛な執筆力には定評がある。2013年『激流』(徳間文庫)がベストセラーとなり、NHK「ドラマ10」にてドラマ化された。

「2018年 『象牙色の眠り 京都洛東連続死の謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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